2014年5月4日 「ガリラヤと呼ばれる場所ー前進するために立ち返る」


2014年5月4日の礼拝メッセージはマタイ28:16-20から「ガリラヤと呼ばれる場所ー前進するために立ち返る」と題して話されました。

私達の信仰の歩みの中で 時々、生活の状況に巻き込まれ、希望を失い、絶望に取られて、信仰が衰え始めるようになるときがあります。 その時に、私たちは前進するための励ましを受けるように、過去にある神と強力な出会いの経験を思い起こして、心と霊においてその場所に立ち返る必要があります。

全ての信者の過去の経験の中に「ガリラヤ」と呼ばれる場所と指示された「山」があります。あなたの「ガリラヤの山」は、神との過去の意義ある出来事、神から受けた御言葉 、祈りの答え 、誰かとの偶然の出会い、記念品(旧約に記念石32回)などのことです。

28節にある、「イエスの指示された山に登った。」 の「指示」と言う言葉の意味の中にイエスの目的が見つかります。それは、神と過去の経験があった、そこに戻らなければならないというように神が命令しています。その命令に従って戻ると、神は生活の事情を組み替えて、再び御国の奉仕に割り当てくださるということです。弟子たちは3回ガリラヤへ行くように命令されました(マタ26:32;28:7-10)。しかしなぜガリラヤでしょうか 。ガリラヤはイエス様の生れ故郷で、弟子たちの心のふるさだからです。彼らがイエス様に初めて出合ったのはそこでした。私達のガリラヤの山で何が起こるでしょうか。

①イエスとあなたの関係が深くなる(28:17)。拝するとは友人関係のようにイエスを尊敬することではなく、彼から一歩下がって彼の神聖を認め、高い位に置くと言うことです。そこから、礼拝者としての習慣が生じる(ルカ24:50-53)。

②イエスの権威を確認する(28:18)。その権威があなたの小さい世界、人生にまで及ぶ。

③神の国の奉仕に励めされる(28:19,20 )。弟子たちは最初の愛、救いの体験の喜びを初めて経験した場所に戻って、リフレッシュされて、神の国の中に教会の偉大な使命に関してコーリングを再確認する必要がありました。そこに、前進する秘訣が見出せるのです。

あなたは今、道を失っているならあなたの「がリラヤの山」は何処にあるか思いだして、そこへ戻ってイエスの励ましを受けてください。