2014年5月25日 「神の国の3つの特徴」  神の国の40日シリーズ その2


2014年5月25日の礼拝メッセージは「神の国の40日」のシリーズの中で、ロマ14:17から「神の国の3つの特徴」と題して話されました。ロマ14:17は決して神の国の定義として書かれているわけではないが、新約聖書の中で一番神の国の定義に近い文です。この言葉は、食品について長い議論のパウロの結びの言葉です。クリスチャンが捧げる「食前の感謝の祈り」のように、当時ギリシャの文化では、まず食べる前に偶像に感謝の祈りをしています。そして、信者になったある者がその肉を食べてはいけないといっていました。そのような考えに対して、使徒パウロは、神の国は規定規則や、物理的なものに属するのではなく、もっと重要な義、平和、聖霊による喜びですと言いました。

① 義は私達と神の道徳的、霊的、そして法理的な関係を意味しています。

罪によって、神の御前で皆が罪人で、神との関係は断絶しています。(ロマ3:10)。しかし、イエス様は十字架の上で罰を受けて、私達は義になる(神との関係を復元すること)可能性を作られました(イザ53:6)。

② 平和は、法律的に義の立場から来る結果です。

すなわち、親子のように、子としての精神的、感情的関係を直します(2コリ5:17-21)。

③喜びは、救いの喜びだけではなく、その喜びで救いの井戸から汲み上げる聖霊による喜びです。

救いの喜びはサマリヤの女が求めて得たものです(ヨハ4:10-14)。聖霊による喜びは、信者の内に住んでくださっているイエスからわき上がる噴水で、流れ出る川となるものです(ヨハ7:38,39)。その喜びの実際は酔っ払いが示す様子に見えるが(エペソ5:18-20)その源はぶどうの木のワインではなく、聖霊によるワインです(使徒2:11-16)。

イスラエル人はエジプトから解放されて後、間もない内に、前の奴隷生活に食べた肉を憧れました(出16:3;民11:4)。その原因は、モーセが象徴していた聖霊の喜びを退けたからです(ヘブ3:7-9)。

この三つの特徴は神の国の中であなたが勝利を上げる秘訣です。