2014年3月9日の礼拝メッセージはマタイ26:36-46から「天は息を止めた夜」と題して話されました。
悲惨な結果の可能性を持つある突然の、予想外の驚きや恐怖や不安の状況に直面したときの対応は、私たちの息を止めることでしょう。
この聖書の箇所で、イエス様は十字架を避けたいと言う祈りを3回されました。
その時、天にいる御父、聖霊、天使は非常に心配して息を止められたことでしょう。
なぜなら、もしイエス様が十字架まで進んで死ななければ、人類の救いのための神の計画は成就されなくなるからです。
人類の救いは確かに十字架で完了されましたが、その前のゲツセマネの庭の中で、イエス様の苦しみを通して、十字架による私達の贖いが描かれています。イエス様は、神の御心にゆだねることを通して勝利を上げられました。
ここに、私達の苦しみとそれに勝つ方法が見られます。
イエス様の祈りの強烈さに注目してください(マタ26:37、38;ルカ22:34)。
杯は神の怒りを意味しています(イザ51:17、22;黙16:19;マタ20:22)。
イエス様の祈りは聞き入れられましたが(ヘブ5:7-9)、大勢の天の大軍団に頼むことができるのに(マタ4:6;26:53)彼の願う通りに応えられなかった(イザ53:4-11)。
イエス様は人間の代表者として罪とされ(2コリ5:21)、御父から断絶されて(マタ27:46)庭の中でその罪に抵抗されました(ヘブ12:4)。それにもかかわらず、御父の心にゆだねて、御父に服従されました(マタ26:39、42、44)。
その秘訣は御父に対する恐れでした。
イエス様に働かれた結果を注目してください
「従順の完成、完全、救世主、栄光」(ヘブ5:7-9;ルカ24:26)。
イエス様の苦しみは私達の救いとなりましたが、私たちが苦しみの中で取るべき態度の模範を示しています。私たちの内に神の恵みが働く結果を見てください(1ペテ5:10;ヘブ12:1-11)。
イエス様がされたように御父の心にゆだねるなら、いつも私達に対する神の御計画の中にある「後に」と呼ばれているところへ導かれます。