2014年3月9日 「天は息を止めた夜」 イースター・シリーズ その1


201439日の礼拝メッセージはマタイ263646から「天は息を止めた夜」と題して話されました。

悲惨な結果の可能性を持つある突然の、予想外の驚きや恐怖や不安の状況に直面したときの対応は、私たちの息を止めることでしょう。

この聖書の箇所で、イエス様は十字架を避けたいと言う祈りを3回されました。

その時、天にいる御父、聖霊、天使は非常に心配して息を止められたことでしょう。

なぜなら、もしイエス様が十字架まで進んで死ななければ、人類の救いのための神の計画は成就されなくなるからです。

人類の救いは確かに十字架で完了されましたが、その前のゲツセマネの庭の中で、イエス様の苦しみを通して、十字架による私達の贖いが描かれています。イエス様は、神の御心にゆだねることを通して勝利を上げられました。

ここに、私達の苦しみとそれに勝つ方法が見られます。

イエス様の祈りの強烈さに注目してください(マタ263738;ルカ2234)。

杯は神の怒りを意味しています(イザ511722;黙1619;マタ2022)。

イエス様の祈りは聞き入れられましたが(ヘブ579)、大勢の天の大軍団に頼むことができるのに(マタ462653)彼の願う通りに応えられなかった(イザ53411)。

イエス様は人間の代表者として罪とされ(2コリ521)、御父から断絶されて(マタ2746)庭の中でその罪に抵抗されました(ヘブ124)。それにもかかわらず、御父の心にゆだねて、御父に服従されました(マタ26394244)。

その秘訣は御父に対する恐れでした。

イエス様に働かれた結果を注目してください

「従順の完成、完全、救世主、栄光」(ヘブ579;ルカ2426)。

イエス様の苦しみは私達の救いとなりましたが、私たちが苦しみの中で取るべき態度の模範を示しています。私たちの内に神の恵みが働く結果を見てください(1ペテ510;ヘブ12111)。

イエス様がされたように御父の心にゆだねるなら、いつも私達に対する神の御計画の中にある「後に」と呼ばれているところへ導かれます。