2013年12月22日の礼拝メッセージは、クリスマスのシリーズとして、ルカ2:7-20から「天が降りて来て、夜は昼に変わった」と題して話されました。
羊飼いたちの物語を見てみましょう。彼らに天使が現れて、主の光が巡り照らしたことと、それに関連している出来事は、ベツレヘムの飼い葉おけの中にお生まれになったキリストなる赤ん坊を信じる信仰を通して、神が私達の人生に入ってくださることを示しています。
この出来事の三つの舞台を見ましょう。
① 天使の訪れとお告げ(7-14)。天使のお告げはキリストが誰であるかと言う事ばかりではなく、何の為に来られたかをも教えています。すなわち、人類の罪の代償として、自分を捧げる為です。この償いは「神の栄光」と表現されています。それは、目で見える現象だけではなく、私達の日々の生活の中でご自分の臨在を通した神の働きを表しています。その現実は喜びと平和が与えられ、私達の対する目的を成就することです。
② 羊飼いたちは、飼い葉おけのイエスを見つける(12-16)。羊飼いたちは「布にくるまった」と言う飼い葉おけの中のしるしの意義がわかった。(2012/12/23のメッセージ参考)すなわち、当時、巻き布で新生児をくるむ習慣は、たった2時間の間だけなので急いで調べに行った。同様に、神のお言葉に応答する時間は短いです。でも、すぐに実行すれば、人生を変える素晴らしい者につながる発見ができます。それは、救い主、主・イエス・キリストです。
③ イエスの誕生の知らせに対する応答(17-20)。 イエスの誕生に対して羊飼いたちの応答の中に、イエスに出合う私達の応答が見えています。それは、証、回心の体験を分かち合うこと; 驚き、自然以外のもの、超自然的な力との出合いをしたと言うことに気がついていること; 思い巡らす、過去に起こった幾つかの出来事を一つに結びつけ、体験したことの意味と意義をつかんで神の目的を知ること; 礼拝、これは、集合する時だけではなく人生の生き方そのものが、神への賛美と感謝に満ちていることです。
クリスマスの物語(事実)は終わりのない出来事です。ベツレヘムの飼い葉おけの中で始まったことは、イエス様の生涯、教え、奇跡を通して続き、その目的は、彼の十字架と復活、そして、再臨に成就されるのです。しかし、何より、自分の心の中に受け入れたキリストを知ることです。そうすると、羊飼いたちが経験した神の栄光があなたの魂と人生を巡り照らし、「天が降りてきて、夜は昼に変わる」と言う経験ができます。