イエスは神の御国の機能は商売をすることのようで、市民が王国の規則に対して義務を守るならその祝福を得、報いを収穫する。と、このたとえ話を通して教えられています。日本語聖書訳で商売と言う言葉の原語の意味は、巧みな、熱烈、実用するなどです。そして、節の内容とのつながりで、激しい、勇気、義務、責任、貢献と言う意味をも示します(マタ11:12;1歴26:30;2歴13:10,11;2歴17:12,13)。たとえ話から学ぶ教訓は、
① 神の国の商売は、神の国の福音宣教に与る義務をもっています(1コリ9:17;2コリ5:18)。ザアカイの救われたことについで語られたたとえ話です。この義務の動機には、キリストの命令、マタ28:19,20
;個人の体験、使徒26:13-18;義務、感謝の感覚 ロマ1:14-16;聖霊の賜物、使徒1:8 があります。
② 生活の中で神の国の力を示す任務がある(13-16)。一人のしもべがしたことから学びましょう。
1.王国を委託して、利得を期待された(ルカ12:32;ピリ4:13;ロマ8:32
)。2.成功を上げる十分な資源が与えられた(2コリ9:8)。
3.与えられたものの可能性を見た(マタ19:26)。
4.向上取引原理を利用した 。これは、一つのものをより良い値打ちの別物に交換すると言う原理です(イザ40:28ー31;2ペテ1:3-11)。
あなたは、神によって与えられたものを 実用する[商売する]時、神の国の市民として成功のある生活を実現するのです。しかし、自分をどのような見かたで見ているのか、「いなごか巨人か」民13:33
;「無経験な青年か巨人殺人か」1サム17:33、そして、「実用的な先見者であるかどうか」ネヘミヤ書とゼカリヤ書、の旧約聖書の例があります。放蕩息子の物語には(ルカ15章)弟は父の財産を誤用して、無駄に使いました
。兄は父の財産を無視して、使用しませんでした。二人とも放蕩したのです。どちらになるかは選択によるものです。あなたは、神の国の中で激しい商売人となる決心をしませんか。