お母さんという者は人間の歴史だけでなく、キリスト教の発展においても、どれだけ大きく影響したかよく証されています。母とは関係を示します。命を生み出す活躍は神の定めたことです。
ここで、母親性を定義する聖書の言葉を見ます。
「子供を愛する」ということです(テト2:4,5)。
「子どもを愛する」は動詞文句ですが
原語ではフィリオテクトスといい、名詞です。フィエオは「愛」、テクトスは子供」 と言う意味で、子どもを愛する者 を指していますが聖書では「お母さん」と訳されている。このフィエオという愛は、友、仲間、不理な、隣人、珍しい、うぶな、甘い、溺愛、楽天的という愛を示しています。
では、聖書の真理の立場から母を考えましょう。
① 母の個人の特性。箴言31:1,10-31では母は夫、子供、家族、社会に対して勤勉でありながら神に対する関係を個人として大事に守っています。そして、することすべてにおいて神の御言葉の真理、真実を証しています(テト2:5)。
② 家族の中で母の活躍。教える(箴6:20)。訓練する(箴22:6)、訓戒する(箴29:15)、そして、子供に独立を許す(ルカ2:44以下)。
③ 母の報い。幸せで幸いと言われる(詩127:3-5)、称賛される(箴31:28-31)。全ての人にお母さんと言う身分は与えられていません。ところが母親性に霊的な面がある(マタ12:48-50)。御父の心を行う者はイエスの母、兄弟、姉妹となります。
これは聖書が教える「あなたのうちに形造られたキリスト」という真理です(ガラ4:19
)。
これは母の真の名誉です。