2013年2月24日 「アブラハムと神の御国」「向こう側に渡って」 シリーズ その4 第二部


2013224日の礼拝メッセージは「向こう側に渡って」のシリーズで、「アブラハムと神の御国」の主題の第2部として、ガラテヤ3:5-9から「アブラハムの福音による祝福」と題して話されました。他にはないほどアブラハムの生涯はキリスト信者の生活を示しています。旧新約聖書の中からその生涯の重要点を取り上げましょう。 アブラハムとキリストの福音(ガラ5:6-9)。福音とアブラハムの生涯の基本的な内容が信仰によって義と認められるのです(ロマ4:1-4)。キリストに対する信仰と従順によって神と正しい関係に戻されます(ロマ4:22-24)。そして大きな報いが伴います(ロマ5:1,2)。 アブラハムと信者の神との関係 (ガラ3:7)。アブラハムの子供は真のイスラエル人です。ユダヤ人はアブラハムを通して神につながれていることと同じように、クリスチャンはキリストを通して神につながれている。国家的イスラエルの特徴は(ロマ9:4,5);霊的なイスラエルは(エペ2:12,13;ロマ2:28,29)。キリストを信じる信仰によって私達は真のイスラエル人になります。 アブラハムと信者の新しい生き方。「ヘブル人」の呼び名は神の御国の国民生活を定義しています。寄留者、異国人, 旅人, 放浪者, 逃亡者。「ヘブル人」とは信者と神の関係における生き方を示しています(エペ2:19-22;1ペテ2:9,10)。ところが世においてはこれらをすべて合わせもつ者となります(1ペテ2:9-12)。 アブラハムと神の力 (ガラ3:5)。これは神の御国の国民の特権 を示しています。アブラハムは信仰によって霊的にだけではなく肉体的にも祝福されました(ロマ4:17-25)。ルカ13:11-16の中の女は「アブラハムの子供」である故に、特権として癒しを要求できました。キリストの十字架による購いのわざに対する信仰を通して神の奇跡的な力を得る。あな たはヘブル人アブラハム「渡る人」の子供でしょうか。彼は信仰によってキリストによる神の御国を見て抱きしめました。