2013年2月10日の礼拝メッセージは「向こう側に渡って」シリーズの第3として創世記7:11-18から「ノアの洪水とキリストの救い」と題して話されました。
創5-10章に記録したノアの生涯はヘブ11:7に要約されています。信仰による神との関係はどういうものかの教訓となります。シリーズのテーマは創7:17、18に見えています。箱舟は洪水によって、押し上げられ、浮かび上がり、そして、水が引いて新しい地が見えるまで漂った(移動しながら地を渡った)。
ノアの箱舟と大洪水はキリストによる救いの型です。ノアの洪水から3つの教訓を学ぶことができます。
①人の邪悪と神の怒りを示しています。正義対邪悪、従順対拒否、救い対裁き(創7:1;エゼ14:14;ヘブ11:7;2ペテ2:5;創6:5-8;ルカ17:25-27)。
②神の恵みと人の救いを示しています。ノアの名前は安息と言う意味で、神の恵みと契約によって人を安息に導きます(5:28、29;6:8、9、18、8:4、20、21;マタ11:28-30;1ペテ3:20、21)。
③神の訓戒と人の改新を示しています。イザ54:1-10にノアの洪水はイスラエルに対する神の訓戒のようです。この個所にキリスト信者の生活の中で発生する神の働きが見えています(ヘブ12:5-13;2ペテ1:1-11;エペ5:23-27)。御自分と新しい関係に入る為に神は私達の後ろの戸を閉じてくださる(7:16)。神に信頼して向こう側に渡って行きませんか。