2013年1月6日 「教会において影響力を持った者」


2013年1月6日の礼拝メッセージは1テモテ3:8-16から「教会において影響力を持った者」と題して話されました。教会の中に影響する人と影響される人、活動的な人と受動的な人、所有者と客がいます。13節を中心に神の国と地方教会の中で人生に対し神の御心が成就するように、お互いに影響を及ぼす者となるようチャレンジを受けています。13節の別訳では、「教会の中で奉仕をする者は影響を及ぼす地位を占める」とあります。原語からいえば「地位」とは、段、等級、標準、特権、区別、影響と訳され、神性の志と目的を行うために力付けられていると言う意味が含まれています(イザ43:21)。影響力を持った者はどのような人でしょうか。

 ①教会とは何ものかを知っている人 (15)。 教会はこの世に属さないがこの世にある生ける神の家、家族、集団として福音を通して宣言される神の真理を預かっている生体です。 ②教会の発展に活動している人 (15)。 「行動」とは、忙しい、振り向く、ひっくり返すと言う意味です。これは、教会の中で活躍している人の特徴を示しています。1.教会を心の住居とし、仲間、集団の活動に預かる(マタ17:22)。2.世と信者の間で神の恵みを証する(2コリン1:12;エペソ2:3参考)。3.聖書の真理に従って受け入れた道徳的、法律的、霊的に正しい生活をする(ヘブル13:18)。4.生活のさまざまの状況に神の御心をあてはめる(ヨハ2:15;使徒17:6)。

③福音の基本的教義を実行している人 (16)。この節は神の受肉を示していますが、前後からいえば信者の信仰の歩みと世の中での証をも語っています。神が人間の姿でイエス・キリストの形にご自分を現されたように私達も福音の教義と命を示すべきです。④福音の真理を妥協していない人 (9)。福音の奥義は上記の③のものです。ようするに、生活のあらゆる状況の中で選択をする時に、選んだ方は福音の真理を守るか妥協するか判断する必要があります。良心は自分の中にある審判です。⑤教会において奉仕をしている人 (13)。上記のことのゆえに感謝の心を持って教会の中で神に仕えるべきです。奉仕をすることより信仰に対する確信を強めるものはありません。これはイエスによる救いの目的です(テトス2:14)。

新年の決意は「2013年に、私は教会において受動者ではなく活動者として、客感情ではなく所有者(教会が自分のもの)として、影響される者ではなく影響を及ぼす者となります。」としましょう。