2012年12月16日の礼拝メッセージは2012年クリスマス・シリーズの第3として、ルカ1:2ー38から、「マリヤに宜しく-歴史を変えた挨拶」と題して話されました。マリヤが戸惑った原因は御使いの現れではわなく、御使いの挨拶の言葉でした。神の御名による挨拶はどんな力があるかマリヤがエリザベツに交わした挨拶によって見られるのです(1:41、44)。この挨拶は、①キリストの降誕、②福音の言葉、③信仰生活にどんな意義があるか学びましょう。①キリストの降誕。あ)この挨拶は普通ではないこと(ルツ2:4;1サム25:6;詩篇129:8)。ユダヤ人の挨拶は時々2者の間の交渉ともてなしを含めた(1サム25:14;創18:1以下;2列4:29)。御使いの挨拶はマリヤに特別な名称を授けた「恵まれた方」;優秀な仕事への召しと起ころうとしている大きい出来事の前触れを示している「主があなたと共におられる」;そして、マリヤ自身にだけではなく、これから起こることによる祝福を現わしている「あなたはどの女よりも祝福された方です」。 い)挨拶の預言的な説明のこと(30-33)。イエスは救い主、神の神聖な子、イスラエルの王です。う)挨拶を成就する神性的と人間的な動力のこと(34-38)。マリヤの期待、聖霊による能力を授与すること、信仰を励起する証、神との契約的なパートナーとなることに注意。 ②福音の言葉(31、32)。この挨拶は福音による人類の救い、神とイスラエル民族の契約的な関係 、神の永遠の御国 を語っています。③信仰生活のこと。ここで、「挨拶」のもっと広い意味、すなわち会話による人との交渉を見て見ましょう。まず注意すべきことがあります(マタ23:7-12;ルカ10:4)。神から受けた「挨拶」は次のことを意味します。御国の中で特別な使命への召し; 人の救いと運命の為に神と同労する ;自分を犠牲にする;安全区域を出る;神に信頼する ;神が共にいるのを確信する 。上記のことの例があります。創6:8.ノアは箱舟を造って、家族と人類を救った(ヘブ11:7 )。創18:2.アブラハムは信仰の父となり、人類に祝福をもたらせた。出33:12‐17.モーセはイスラエルを約束の国に導いた 。2サム15:25.ダビデを通してキリストによる神の国が設立された。神があなたに語ってくさる 「挨拶」にどのように応答かによってあなたの永遠の運命と御国の中であなたの奉仕は成功するかどうか定められています。マリヤの応答に習いましょう。「あなたのおことばどおり この身になりますように 」。