2012年11月4日 「新しい命に生きる」


2012114日の礼拝メッセージはロマ書6章から「新しい命に生きる」と題して話されました。この6章では使徒パウロは2つの重大な質問をしています。一つは恵みと罪に関して(1)、もう一つは信仰生活の目的に関してです(22)。信仰生活の目的に関して、3つのことばを使っています。「実」は、産物、活動の結果を意味しています。「報酬」は、給料、行った働きに対する報いです。「行き着く所」は目標、目的を意味しています。この2つの重大な質問の答えは信仰生活に洗礼の意義と言う問題があります。答えについては3つの分類の中に3組ずつの言葉があります。① 市、復活、洗礼。②支配者、奴隷人、自由人。③儀、清潔、永遠の命。では①については、命をテーマにしているのにもかかわらず、死について多く語っています。不信者が聖霊の働きによってキリストの死と復活につぐバプテスマ受けていますが、そのバプテスマは霊の見えない世界で起こっています。水による洗礼は「信者のバプテスマ」を通して見える世界で示されています。1.バプテスマを通して信者の中に御父の購いの働きを認めている (4)。2.バプテスマを通して信者は新しい命に生きる決心を示している (4)。3.バプテスマを通して信者の生活の中に終始を記している (11)。では②については、この3つの言葉は人生の中の状況、道徳的と霊的な状態、わたくしたちは誰であるか、何をしているか影響する力を示しています。1.バプテスマを通して 生活の状況、人間関係、永遠の運命に関して、 新しい立場に入る。2.支配者は罪ではなく、キリストが主です。 3.支配者キリストに対する服従は愛、義、聖潔に動機されている。4.人生の中で神の御心を行う自由な身になる 。では③については、この3つのことばは、1.キリストを通して神と新しい関係、2.生活の新しい道徳的、霊的な基準、3.世間で私は誰であるか目で見える証を示しています。このような生活を生かして、実行する方法は、1.神の働かれたことは事実であると判断すること(11)。2.罪の支配をゆるさない選択をすること(12)。3.自分の全てのものを神に捧げること(13,16)。4.神に服従すること(16-18,21)。この生活を送るために自分をふさわしい者にするのは罪に対する悔い改めとキリストに対する信仰ですが、その生活に通じる門を開くのが洗礼です。 洗礼を受けることで 生活の新しい道徳的、霊的な規準を定める 。洗礼を通して2つの絶対的なものを確認しています。1.キリストにある神の恵みと2.罪なき生活をする決心です。あなたは信者のバプテスマを受けましたか。