2012年9月23日の礼拝メッセージは「信者の中に働く神の力」シリースとして、1サムエル記3:1-10から「御言葉を通して主と出会うこと」と題して話されました。人生の中で神と出会うことより大きな経験はありません。その次に、神が語りかけて導いて下さることより大きいことはありません。サムエルの物語は神と出会うこと、そして、その声を聞く結果を教えています。四つの重大なポイントがあります。① 1-10サムエルに呼び掛けた主の御声。主と交わりをし、そして主に対する奉仕を追求することにより主の声が聞こえます。宮の中でサムエルの奉仕は、祭司、エリの世話と宮の扉をあけることでした。これ等のことは信者の生活の中での主との関わりを意味しています。サムエルはクライシス(危機的)の事情の中で 御声が聞こえた(1-3)。言葉と幻がまれで、エリと息子の乱れな信仰により 、ともしびの火が消えうせている。と例えられたほど、主の臨在がなくなっているような状況です。その事情の中で主がご自分を知らせるために声をかけてくださるのです(7)。② 11-15 主に出会ったこと。主の御声は過去の経験によって認めています (8)。主に話す許しを与えられた時に御声が聞こえる(9,10)。御心を示すために呼び掛けてくださる(11)。③ 15-18 出会いを証すること。その証によって自分の内に幻を確認し(15)、 主に実行する許し(権利)を与えられるのです(18)。 ④19-21 出会いの結果。サムエルはイスラエル国民の中で最も偉大な預言者 、祭司 、裁判官となった。主があなたに話しかけるとあなたは人に話す主の声となる(19)。主の言葉を語る時に神の力を放つ(20)。その原理は次のようです。神の語られた言葉は生きた言葉です。その中に事を起こす力があります、その効力を持って目的に進みながら邪魔するものを退けるのです。そして目的を成就する。 私たちの口が出る主の言葉の場合は同じです。語った神の言葉が生活の中の事情に作用して、結果を及ぼす事が出来る。もう一つの結果は人生に神の臨在が戻って来るということです(21)。イエス様が神の生ける言葉です(ヘブ1:1-3)。あなたは 主を知っていますか。