2012年9月2日「あなたの奇跡を得るために、もうあと一歩」


201292日の礼拝メッセージは1サム1120から「あなたの奇跡を得るために、もうあと一歩」と題して話されました。この聖書に記された物語は父親の役割、キリストの十字架によって与えられ聖餐式を通して祝う救いの祝福、そして、一人の女が主の言葉を受けることで経験させられた奇跡を語っています。5つのポイントを考えましょう。① 信心深い父エルカナ。彼は人生の試練に対して 、信仰と希望を与える信心深い習慣を持つ模範を家族に見せています。ハンナは夫にならって、礼拝、祈り、そして、試練に追われている時に主に全く信頼して、望みを持つ秘訣を学びました。② 家族の祝宴。宗教行事の時に家族長は妻、子供、孫たちにプレゼントをあげる習慣を見ます。これはキリストが信者に与える賜物を象徴しています。ハンナが受けた「特別の受け分」ということは、原語では、一つの贈り物として2重の分け前を受けたと言う意味です。すなわち、子供がないのに子供がいるようにその子供の分も受けたと言うことです。ここにやがて受けるようになる奇跡に対する信仰と希望の種を見ます。③ ひどい挑発するペニンナ。ペニンナのことを神に感謝します。これで、あなたのマイナスをプラスにする原理を学びます。主がハンナの胎を閉じられたのは時が来るまで彼女を守り、主の計画を成就する目的のためでした。この苦しみと悩みのゆえにハンナはなお一層主に身を投げて、信頼するように導かれました。このために彼女は「立ちあがった」。④ 祭司エリの宣言。エリはハンナが待ち望んだ信仰の言葉を語った。その言葉を受けることで「奇跡を得た」。その証拠は、帰って、食べ、悲しみを脱ぐ決心をしたことです。これはハンナの奇跡を得るための最終ステップでした。⑤ 主からの贈り物。主は彼女を心に留められた。これらのことから学ぶ教訓は、他の人に敬虔な模範を示していますか。奇跡に対して信仰の種として2重の分け前をいただいていますか。マイナスをプラスにしていますか。礼拝と祈りによって信仰の言葉を聞き待ち望んでいますか。立ちあがって以前の自分を脱ぐ決心をしていますか。主があなたを心に留めて顧みて下さる日に対して期待を持って生活をしていますか。あなたの奇跡を得るために、もうあと一歩です。その最後のステップになる日がいつ来るのかは主が御存じなのです。