2012年5月27日 「キリストの昇天とクリスチャン生活」 イエスの復活の次の40日シリーズ
2012年5月27日の礼拝メッセージは「イエスの復活の次の40日」シリーズとして使徒1:1-11から「キリストの昇天とクリスチャン生活」と題して話されました。復活が事実であることの証拠として昇天に勝るものはありません。昇天でキリストの地上にある働きが終わり、天にある働きが始まりました。これは無計画なものであるどころか、1000年も前にダビデ王がキリストの昇天を予言していました(詩110:1)。イエス自身も知らされていました(マタ26:24;ヨハ14:12)。120人の目撃者を調べた後、ルカはそれが確実であると納得しました(ルカ1:3;使徒1:1、2)。昇天から39年の後に殉教者ステパノは天にいるイエスを見たと証しました(使徒7:55-60)。信仰生活と昇天の関係については次のことが考えられます。①贖いの働きを完了する
(ヘブ9:24-26)。イエスは天にある真の宮の中で救いを完了した完全ないけにえとしてご自分を差し出されました。罪のために贖う犠牲はもはや必要ありません。②キリストを主と確立する。イエスは全ての造られたものを支配する一切の権威を持っています(マタ28:18;使徒2:36;エペ1:20-23;1ペテ3:21、22)。救いを得させる告白の一部には「イエスを主と認める」という部分があります(ロマ10:9、10)。イエスに服従している生活をすべきです。③天に助け手なるキリストがいると確認する(ヘブ7:25、1ヨハ2:1、2;ヘブ4:16)。サタンとの戦いにあって神に祈願する時、イエスは十字架の上で受けた打ち傷をもって私たちを弁護してくださいます。④将来への先駆者となる(ヘブ6:19、20)。私たちの復活の保証となっています(1コリ15:2-22;1テサ4:13-18;ヨハ14:1-6)。⑤再臨待望を保証する (使徒1:11)。世人、教会、創造の唯一の望みはイエスの再臨です。⑥聖別された生活を要求する(ピリ3:18-20;コロ3章)。本当のクリスチャンなら地上的な考えや文化、家族、自分などの考えより、天の規則によって生活をするべきです。⑦世界に福音宣教を命令する(マタ28:18-20;マコ16:15、16;ルカ24:47)。イエスはこの責任を私たちに負わせられました。⑧悔い改めと救いに招く(使徒2:21、37-40)。このような昇天の真理の中で生きようではありませんか。