2012年4月22日 「見ずに信じる者-生活における信仰の必要性」イエスの復活の次の40日 シリーズ

2012422日の礼拝メッセージは「イエスの復活の次の40日」シリーズとしてマコ1614-18から「見ずに信じる者-生活における信仰の必要性」と題して話されました。イエスは復活後40日間に、13の場所で552人に現れました。これらの現れはイエスの復活が事実であることを更に証明するだけでなく、今日の私たちの信仰の歩みに教訓を与える出来事でもあります。イエスは弟子たちに23回現われました。この現れについて4つの福音書の中の記録を調べるとき、最も目立つ言葉は「信じる」という言葉です。そしてその4つの記録はそれぞれ、信仰における違う目的を示しています。①神を見出すために信仰が必要です(ヨハ202429)。トマスは「自分の好奇心を満足させる証拠がなくては信じない」という人々を代表しています。この人々は「信じない」という信仰を持っている者たちです。信仰に関してはどっちつかずでは居られません(27)。トマスの告白は信仰を持っていると証明していると同時に信じている結果です。イエスは「見ないで信じる者は」トマスと同じようにキリストが主、また、神であるという発見ができると言われました。②罪を赦していただくために信仰が必要です(ルカ2447; ヨハ2023; マコ1616)。罪について次のことを学びます。罪は悔い改めることを通して許していただきます。罪が許されたなら救いを得ます。赦されないなら罪に定められます。罪を除去する手段は罪を赦すことです。信仰を持っているということは内なる部分で悔い改めによって示され、外なる部分では洗礼によって示されます。③聖霊を受けるために信仰が必要です(ヨハ2022; ルカ2449)。ここでは2つの違う聖霊の経験を語っています。ヨハネの聖句は聖霊により改新することについてです。神が命の息を吹き込まれたことによってアダムが肉体的に生きた者となったように(創世記27)、聖霊で「吹き込まれる In-breathed with the Holy Spirit」ことによって霊的に生まれ変わります。そしてその後に「聖霊に着せられる Endued with the Holy Spirit」ということを受けます(使徒18; 238)。④日々の生活の中で神の力を経験するために信仰が必要です(マコ161718 )。このような信仰は全ての信者に与えられる一般的な信仰です。こうして信じる者が天の力を取り込む生活に招かれます。このような信仰は、宗教の教えを守ることではなく、キリストとの密接な関係を通して全能なる神に信頼することによって、生活の中で神ご自身を現実な者とする信仰です。あなたは信じる者でしょうか。