2012年4月15日 「燃える心の者」 イエスの復活の次の40日シリーズ


2012415日の礼拝メッセージはルカ2413-32から「燃える心の者」と題して話されました。復活後の40日の間に、イエスは13の場所で552人に現れました。これらの現れはイエスの復活が事実であることを更に証明するだけではなく、今日の私たちの信仰の歩みに教訓を与える出来事でもあります。エマオへの道中で起こった出会いはその出来事の一つです。イエスに出会った二人は後に、自分の内で何かを経験したことを悟り、そして、その経験を「燃える心」という言葉で表現しました。これはただの精神的な感情ではなく、神聖な者の前にいるときの当然あるべき応答でした。そして、後でその神聖な者はよみがえられたイエスだったことが分かりました。その道中の出会いにはいくつかの考えるべきことがありますが、最も重要なことは何故イエスが道でご自分だということを現わさなかったかということです。後に、認識の制限が取り払われたとき、彼ら二人が証ししたのは食卓で起こったことではなく、道中で経験した心が燃えていたときのことでした。すなわち、イエスが旧約聖書全体の中でご自分について解き明かされた時、彼らは心の中に与えられたキリストに対する啓示に反応したのです。今日、多くの人々が2000年前に生きてイエスに出会っていたなら、イエスを信じたでしょう、と言っていますが、ここでイエスは、時代を逆戻りしなくても、ご自分についての聖書の証を素直に信じれば、この二人の弟子たちようにイエスに出会うことができるということを教えて下さっています。聖書の言葉を通してイエスが私たちに近づいて下さっています。聖書を通してご自分の十字架と復活について教えて下さっています。聖書を通してイエスを親しく知ることができます。この燃える心は珍しい経験ではありません(エレミヤ書209;詩篇3934参照)。燃える心の者は黙ってはいられません。口に出す証と賛美、そして、感謝を持って、イエスに出会ったことを語る者となります。あなたは燃える心の者でしょうか。