2012年2月12日 「信者に与えるダビデに約束した聖なる確かな祝福」

2012年2月12日の礼拝メッセージは使徒13:32-38から「信者に与えるダビデに約束した聖なる確かな祝福」と題して話されました。イザヤ55:3を引用すれば、この約束は神を求めるすべての人に与えられる祝福です。神は以前にダビデと慈愛、真実、聖なる油による契約を結ばれました(詩89:20-37)。ソロモン王がこの契約を再び提示し、神の祝福を祈願しました(2歴6:40-42)。この契約は「塩の契約」でした(2歴13:5)、すなわち「友の契約」です(エズラ4:14;民18:19)。それはダビデが王として選ばれた時に結ばれた契約でした(1歴28:4、70人訳聖書によると「愛」という語は「友人の愛」という意味)。結論として、「ダビデに約束した聖なる確かな祝福」は、ダビデの王国の中で受けた、神との「友の契約」によって与えられた豊かな祝福です。この豊かな祝福は、キリストがすぐれたダビデとして導き治める新しい王国、すなわち、教会に与えられた祝福です。復活はその証明です(使13:34)。具体的に言うと、罪の赦し、義、永遠の命、救いのことです(使13:38-48)。私たちの生活との関連性は、神と「塩-友の契約」を結んだ例となったアブラハムの生涯から学ぶことができます(2歴20:7;イザ41:8;ヤコ2:23)。①どんな状況であっても信仰と従順によって、生活の中で神に忠実でありながら永遠の御国を期待すること(ヘブ11:8-10)。②御国からの供給を受けるための鍵を手に入れること(ルカ11:9-13)。③御父の心を知ること(ヨハ15:16)。多くのクリスチャンは最低限の暮らしをし、神の国の中で消費者として生きています。すなわち、困った時だけ神からの供給を要求します。ところが、イザ55:1-4によると神はすでに御国を与えてくださっています。御国の消費者ではなく所有者になって、ありあまるほどの生活をしなさい(ルカ12:31、32)。これが「ダビデに約束された聖なる確かな祝福」です。