2011年12月11日の礼拝メッセージは「2011年クリスマスシリーズ」で「マルコの福音書によるクリスマス物語ー神のために道を整える者」と題して話されました。マルコの中にマタイとルカにあるようにクリスマス物語は明らかではないが短縮な系図が見えます。「神の子イエス」と(1:1)。この系図はルカ3章にあるのと同じように遡ってイエスからアダム、そして神に終わって、イエスを神の子であることを示しています。カルコはその後にすぐ、自分の福音書のテーマに飛び込むのです。それは「キリストの福音のはじめ」ということです。そのテーマは旧約聖書にある預言に繋がっています。1-3節は1つの文書です。福音のはじめと言う言葉に重要な意味があります。「初め」は ギリシャ語で、発音アーチェーと言いなすが、日本語では起源、源、出所、根本、力、権威 と言う意味です。ギリシャ人哲学者の「アーチェー」という語の使い方は次の通りです。
もし、あるものが設立され、創立されるのであれば、その出発点は「アーチェー」です。 出発点である「アーチェー」は、 不滅、不変、永遠の神において確かなものと されなくてはなりません。 「アーチェー」は、 そのものが存在する状態だけではなく、そのものの最終状態をも 表すのです。 ですから福音の初めはイエスは誰であるかと言うことに始まって、その力と権威が預言の言葉に見い出せるのです。この予言はマタ3:1-3 マコ1:1-3 ルカ3:2-6 ヨハ1:19、23 イザ40:1:5 マラ3:1 に書いてあります。(この6つの聖書から合成文書がありますのでほしい方なら申し込んでください)。整えるとは1.歴史的に世にキリストの福音を伝えるために、2.霊的に生活にキリストの福音を受けるために と言う意味です。では道を整える者はどうすれべよいでしょか。①神の発表を聞く(マラキ3:1)。二人の使者がいる。契約のメッセンジャーキリストのと、キリストのために道を整えるバプテズマのヨハネです。神を求めている者の心の神殿に来てくださいます。②契約のお知らせを受ける(イザヤ40:1, 2)。それは神の国民、すなわち教会のことと十字架を通して罪に対し神の恵みが受けられることです。③契約の使者のために準備する(マタイ3:2;イザヤ40:3 )。その準備は悔い改め(大路を平らに)(マコ1:4、8)のことと信仰、すなわち神の到来を望む(40:3)ことです。④契約メッセージに生活を調和させる(イザヤ40:4, 5 )。神の働きと協力すれば神の栄光と救いを見る。マコの福音書のメッセージは①クリスマスの物語と福音は絡み合わされている。②クリスマスの喜び、平安、希望に満たされた生活が神において始まって、そして終わる。③キリストは福音による契約の使者です。④私たちは福の道を整える者です。あなたの心に神のために大路がありますか。