2011年5月22日「突き抜ける者の名誉」 押し破る信仰シリーズ3

2011年5月22日の礼拝メッセージは、「押し破る」シリーズとして1歴代誌11:15-19から「突き抜ける者の名誉」と題して話されました。突き抜ける人は特別な人で、例外的なことを行い、驚くべき結果を生じ、神から大きい祝福を受ける。皆が同じ信仰を頂いているので、誰でも突き抜ける者になれる(ロマ12:3)。ダビデ王は、この三人が持ち帰えった水を、主の前に注ぎのいけにえとして捧げることによって、三人に最高の名誉を与えた。「ダビデの三勇士」と呼ばれるこの3人は、王がイスラエルの国の繁栄のために、定めた組織の兵士たちであった。この三勇士がしたことの意義を、理解するために、その組織について少し知る必要がある。王の支配と守りの下に入った人数は、神の陣営のようであった(黙5:11)が、その中から30人のリーダーを選び、それぞれ3人づつの組を組織した。この3人が組になる原理は、聖書の中ではよく見られる。30人の特質を調べてください(11,12章)。この3人が優秀な働きをしたのは個人としてではなく、グループとして活躍した時であった。この物語でのダビデの願いは、3人の行動の動機になったので、見ていく必要がある。ベツレヘムの井戸の水はダビデにとって、過去の神の祝福の経験を意味しており、同時に、先に置かれている神の祝福を、新たに経験することをも意味している。突き抜ける者は、その願いを成就することにより名誉を得る。突き抜ける者は、①.過去に得た勝利の証しを持つこと(11-23)。②.人の心の願いを聞き取ること(15-17)。③.共通した目的に人を集めること(18)。④.自己犠牲をする心構えを持つこと(18)。⑤. 全てを主のために行うこと(19)。個人や教会は、祝福を得る所を突き抜けると、その祝福が間もなく来る。これは13章の真理です。歌と音楽による「ダビデの天幕」という礼拝の新時代が始まる(参)詩篇の書。突き抜ける者になりましょう。