2010年12月19日 「クリスマスと御使いたちが語った言葉」

2010年12月19日のクリスマス礼拝でヘブル2:1-4から「クリスマスと御使いたちが語った言葉」と題して話されました。クリスマスの物語の中で天使たちが活動しています。ザカリヤ、マリヤ、ヨセフ、羊飼いたちに語り、その言葉がキリスト教の中心的な真理となりました。そして、その言葉を受けた人の反応はわたくしたちの信仰生活のために教訓を教えています。「御使いたちを通して語られたみことば 堅く立てられて動くことがなく」(ヘブル2:3)。①ルカ1:5-20「御使いがザカリヤに 語った言葉」は、子供はないという個人的なの絶望がイスラエル人の国家的な絶望の例えです。生れてくるヨハネがメシヤなるキリストの出現のために神に対する悔い改めと希望を通して国民を整える。彼らの個人的絶望に関しては、祈りは聞き入れられたが答えが定まった時期が来れば実現するという教訓を教えています。②ルカ 1:26-38「御使いがマリヤに語った言葉 」は、イエスのお務めを示します。イエスとは、その人間性を示します。身代わりとして罪を負う。いと高き方の子とは、その神聖を示します。神の子として完全ないけにえを通して人間を購う。永続する国を治めるとは、神の国、教会を通して地上に力と権威を行う。個人的に、マリヤが不可能なことを可能にする教訓を教えています。身を神にゆだねて、聖霊とパートナーになることです。③マタイ 1:18-24「御使いがヨセフに語った言葉 」は、マリヤに語られた言葉を確実にし、メシヤに対する預言を成就する。個人的に、ヨセフが、宗教心、理性的な考えによって神の恵みを受けないという教訓を教えています。へりくだって、従順と信仰の実際的な行動によってのみ神の恵みを受けるのです。④ルカ 2:8-20「 御使いが 羊飼いたちに語った言葉 」は、キリスト正式的な名称、イエス(救い主)、キリスト(油注がれた支配者)、主(絶対者なる神)。羊飼いたちはキリストを個人的に見出す必要を示す。啓示されたことを現実にするように、急いで、行って、探す、見出する行動です。マリヤ(神の行為)、ヨセフ(成就)、幼子(救い主、王、神)を探し当てた。ヘブル 2:3,4「御使いたちより優れた言葉」は、キリストご自身の福音による救いの言葉です。それは御使いたちが語った言葉の真理に生き、神が与える聖霊の賜物をもちいなければ理解することができないことばです。