2010年11月7日 「神の奥義」 エペソ書シリーズ3
2010年11月7日の礼拝メッセージはエペソの手紙の「教理と実行」シリーズとして3章から「神の奥義」と題して話されました。今日と同じく、紀元後の時代にも奥義信仰は盛んであって、秘法、神秘、超自然というような言葉がはやっていましたが、聖書の中で使った「奥義」の意味は違います。聖書の奥義は神が持っておられた隠されているものと言う意味です。聖書ではこの神の奥義は教会です。エペソ3章の中に教会は5つのかたちで示されています。キリストの体、聖徒の国民、神の家族、世世に永続する共同体、個人の信者の内にいる内住のキリストです。神の奥義について大きいポイントは、①奥義の宣言(1-9)、②奥義の目的(6,10,11)、③奥義の実行(12-21)。①については、教会は目で見える存在ですが、購われていない人に理解できないので、啓示によって現わされている。人々を福音による交わりを通してキリストの富に一体とせられる。②については、キリストの体なる教会に関して、福音の祝福に至らせる。天の権力に関して神の知恵を示す。世世に永続する教会に関して、栄光ある神を世に現わす目的。③については、教理は生活に影響しないなら無意味です。神の奥義に与る意義は:1)信仰は事情によって影響されない。2)内なる人は力づけられる。3)内住のキリストを知る。4)神の愛を経験する。5)神の力をいただく。アーメンとは、同意する、その事実に献身する。YESと言う意味です。続く。