2010年9月5日 「礼拝集会の中で挙手、拍手、叫び」

2010年9月5日の礼拝よりメッセージ。「パウアーポインの要点から」
題:    礼拝集会の中で挙手、拍手、叫び
聖書の個所:詩篇134:1-3;47:1,2.

礼拝することは本質的に霊的なおこないと、肉体的なものも伴っています。
聖書の中では、起立、着座、お辞儀、膝まずき、ひれ伏し、歌、踊りを示しています。
他に三つの身振りを通して神への礼拝を示しています。挙手、拍手、叫びのことです。
この三つは礼儀正しさを破る感情的な表現にすぎないものか、なくてはならない重大なものか。

聖書の中で、挙手、拍手、叫びの三つのジェスチャーが「契約」を結ぶことに関わっている。
例。ダビデとヨナタンがつくった契約。1サム18-20章。
結果:ダビデをヨナタンと一緒にサウ王の息子の位にした。
王子の刀、よろい、かぶと、外衣をもらう。契約は主の前で批准する。子孫につなぐ。
ダビデとヨナタンの契約はキリストと信者の関係の型です。

旧約聖書の時代に契約を批准する習慣 (聖書百貨辞典出所)
手のひらか親指を切る。両者は互いに手を打って血を移す。大声で誓いをする。傷に灰を塗る。
手を振るう。このような契約が「血による契約」と呼んでいる。

「血による契約」参考聖句
申命記14:1,2   禁止
レビ記19:28;21;5  禁止
エレミヤ記16:6;41:5 禁止
エズラ10:19 許す
血による契約は主の前で行う聖なる行事なのでほかの目的にしてはいけない。
例。神と民の間の契約。  イザヤ49:14-16
例。キリストと信者の間に契約。  ルカ22:20;ヨハ20:27
例。血による契約ー信者がわの応答。 ロマ12:1;ガラ6:17

イスラエル国民は血による契約を通して、神の契約の国民とせられて、いつも礼拝をするとき、
その契約関係を示して、確認していた。ただ、契約を批准する身振りはかわり、簡単になった。
手のひらを切ることは、   動物の血を上げる行事によって示すこととなり。
両者は互いに手を打つことは、拍手することとなり。
大声で誓いをすることは、  叫び となり。
手をあげて振るうことは、  挙手することとなり。

挙手、拍手、叫びは個人、と合同礼拝の中で通用な身振りとなって、ほかの礼拝する行為に伴い、または、その行為を意味するジェスチャーとなりました。 

挙手ー手を挙げることの意義。
詩篇 28:2      いのり
63:4      ほめたたえる
119:48    従順
134:2     合同礼拝
141:2     犠牲
143:6     うえ渇き
エズラ 10:19    聖別
ヨブ  11:13    心の整え
雅歌  2:19    とりなしのいのり
 3:40、41 悔い改めと礼拝
拍手ー手をたたくことの意義
詩篇  47:1   勝利
 98:5-8 喜び
イザヤ  55:12  祝福
ナハ   3:19  確認、ことを認める
叫びー大声を高く上げることの意義
叫びは口に出して、神の尊厳、本質、偉大さ、わざを告白することです。
ヨシュア6:5-20 1サム4:5,6   神の臨在を喜ぶ
2歴代15:14   誓いをする
詩篇  5:11   御名を愛する
65:13   祝福を感謝する
参考。1テサ4:16 キリストの再臨のとき
礼拝集会の中で挙手、拍手、叫びの重要
神が私たちの礼拝を喜んで、受け入れて下さるが自分には何も不足することはない。
(使徒17:23-35)
礼拝には礼拝者が神とのかかわりを強化する受け身の目的もあるでしょう。
礼拝者が挙手、拍手、叫びによって自分にある[上記の]ことを形にして、そして、
神と契約関係をどんなに真剣に考えているか断言しています。

このような具体的行為を通してほかの人は自分の信仰が励まれるでしょう。

                  手を上げましょう
                  手をたたきましょう
                  叫びましょう
                    アーメン