2010年6月20日 「礼拝の核心」

2010年6月20日の礼拝メッセージはマルコ14:3-9から「礼拝の核心」と題して話されました。香油の入ったつぼをもった女の物語は聖書の中で最も美しい物語の一つです。イエス様は彼女のしたことを福音の一部として高められたので、私たちの注意を引いています。こうして信者とイエス様のかかわりを語っています。この物語はマタイ26章、マルコ14章、ヨハネ12章、そして、ある聖書学者の考えによるとルカ7、8章の中で出ているマリヤと言う女の物語です。これらの聖書からマリヤはどんな女かが分かります。重要なことは2つです。マリヤはイエスに触って愛撫しました。そして、割ったつぼから出た香りで家全体はいっぱいになりました。この二つのことは礼拝の中心的なこと、すなわち、礼拝の核心を語っています。では、礼拝の核心に何があるでしょうか。① イエスの臨在に対する愛を表現することです。ただイエスと一緒にいるだけではなく、そうするのが具体的な形で示す。マリヤの生涯を調べたらいつもイエスと親しい関係を持っていた。② 受けた祝福の価値を表現することです。マリヤには愛の負債があった。売春婦、罪の生活から得た収入で買った高価な香油の値打ちはイエス様に与えられた罪の許し、救い、平安などの祝福に対しての負債を返すものに足りませんが、愛をこめてそれをイエス様にささげました。③ 過去の自分を意味するものをイエスに譲ることです。つぼに入った香油の値打ちは当時、ローマ兵士の一年分の給料に当たります。汚い過去の自分を意味するそのつぼをイエス様の前で割ってしまいました。イエス様は自分の十字架の犠牲の香りと混ぜあわせて、美しい、かんばしい香りにしてくださいます(2コリ2:14、15)。④ 十字架の死による力を表現することです。マリヤはイエス様が後に自分のために十字架の上で死んでくださることを見分けましした。そして、具体的な形で自分もイエス様と共に死んでいくと言うことを証した(ガラ2:20)。こうしてイエス様が彼女に永遠の記念を宣言しました。あなたの礼拝の皮(奉仕、証、賛美、音楽などのもの)を剥くと、その核心に何が残るでしょうか。