2010年1月31日 、「あなたの将来へ向けての船を造るために」方向転換の時シリーズ
2010年1月31日のバイリンガル礼拝メッセージは「方向転換の時」シリーズとしての最後のメッセージで、ヘブルの手紙11章6,7節から、「あなたの将来へ向けての船を造るために」と題して話されました。ノアが祝福のある将来を得る為には、箱舟を造る強い意志を持っていることが必要でした。あなたの中に、ノアと同じ強い意志があるでしょうか。不確かな将来に対してノアが信仰をもって神に応答しました。信仰を実行しながら神の祝福に満ちた将来を確保しました。2千年以上呪いの下で生きてきた人類に対して神は、もう十分です、方向転換の時ですと言いました(創6:5-7、13)。過去に向かって「十分だ」といわずに将来へ向かっての船を造ることはできません。では、船を造る人はどんな人でしょうか。① 神によって自分の運命を確信している(創5:29)。ノアが運命を発見するまで500年も待っていました。そして、その運命を実行するには950年の全寿命のうち、120年費やしただけでした。② 神と出会って、生活の中で神と共に歩む(創6:8、9;7:1)。その歩みによってノアは神に用いられる器として整えられました。(参エゼキエル14:14)。③ 将来に達して、自分の運命を成就するために実際的な行動を取る(2ペテ2:5)。ノアは足場に立って神を述べ伝えたかもしれませんが、それより、森へ行って木を切り、現場に運び、それを船に釘つけることによって神に対する信仰と希望を具体的に示しました。④ 自分に対する神の好意を信じる(創7:17、18;イザ54:8-10)。人類を滅ぼした同じ洪水の水がノアを救いました。水はノアにとって神の慈しみを意味しています(参1ペテ3:20-22)。⑤ 他の人の立場から見ると不思議な存在をしています(箴30:18、19)。なぜかというと神がその人の生活の舵を取ってくださっているからです(参ヤコ3:4)。⑥ すべてすることに優れている(箴31:14、29)。勤勉と創造的に、機会を生かしながら、信仰を通して、将来にある祝福を獲得して現状に運び入れることが必要です。あなたはもう方向転換の時になっているでしょうか。将来へ向かっての船を造りなさい。