2009年12月6日 「エジプトから呼び出されたイエス」
2009年12月6日の礼拝メッセージは2009年クリスマスシリーズとして、マタイ2:13-15から「エジプトから呼び出されたイエス」と題して話されました。イエス様はまだ2歳にならない前にヘロデ王から非難するために両親によってエジェプトに連れられ、そこにしばらくの間(期間は明記されていません)滞在され、その後ナザレの町に住むようになりました。マタイの福音書がこの「エジプトへの非難」は民数記24:8とホセヤ11:1の予言を成就していると言っています。この事実はイエスの神性の確実性を立証しています。聖書が記録した出来事なので私たちの信仰生活に教訓があります。① 神が私たちの信仰生活になさるすべて意義ある霊的な出来事に対して対抗する別の霊的な力があります(12、13、16)。② このような事情の中で神は非難の場所を備えてくださる(13)エジプトとは隠れ場という意味。③ 事情が必ず変わると信じて、変わるまでそこにとどまるべきです(13)。④ キリストと御ことばにとどまりながら神が語ってくださることを期待する(13)。⑤ すべての事情の中で神はご自分の計画を行っておられる(15、17、23)。⑥ やがて神はわたしたちをさらに大いなる目的のために「エジプト」から呼び出してくださる(23)ナザレとは聖別という意味。⑦ 親が自分の決定によって子供の将来に影響します。この出来事は普通のクリスマス物語の一部ではないですが、イエスの誕生にかかわったことです。自分より先に、イスラエル国民が430年間にエジプトに滞在して、神に守られ、大国民となったのと同様に、イエス様も神の人類の救いという大いなる計画のためにエジプトで守られ、育ち、そして、そこか呼び出されました。これもクリスマスの意味なのです。