2009年11月1日 「永遠の住まいを確保する経済構造」 神の国と富シリーズ その2

2009年11月1日の礼拝メッセージは、「神の国と富」のシリーズの中で、ルカ16:1-15から、「永遠の住まいを確保する経済構造」と題して話されました。救いと霊的な祝福をお金で得ることができないのは事実ですが福音宣教による神の御国の発展、そして、永遠の報いと富は密接な関係があります(9節〕。この物語は3部作の中の一つです。3つは霊的な意味があると共にお金に関係があります。失われた羊は、収入費と生活費を損すること、失われた放蕩息子は、生産力と収入費を損すること、不忠実な管理者は、富を不正に用いるなら損すること、これらは神の国の中で富の正しい使い方です。物語りの中でイエス様は管理者の行為を決してほめられませんでしたがそれを機会にして、お金に対して勤勉さ、先見、正義、誠実などを教えられました。1-7から、富を積み立てる為に、多能であり、傲慢に打ち勝ち、将来に対して、人間関係を深める必要があるとういことがわかります。この3つは地上の家を確保する(4)。世の子供のほうが狡猾的で勤勉です(箴17:24)。ところが永遠の住まいがあります(8)。その永遠の住まいを確保するためにお金でどうすれば良いでしょうか。① 神の国と福音の発展のために使うこと(8)。神の商売(魂の救い)に投資すればその人が天であなたを迎え入れます(マタ6:19-21)。② 永遠の富を得るかどうかは、あなたの富をどのように用いるかによって決まります(10-12)。ここに神の国の経済学校が見えます。不忠実対忠実のこと。小さい対大きいは量を示し、不正対真は質と種類を示し、他人対あなたは所有を示します。③富は残酷な暴君です。富そのものではなく、神を第一にして神に仕えなければなりません(13、14)。お金をお金のために追い求めるなら、お金はあなたを自分の奴隷にします。神の国のためにお金を使うなら、お金は主人ではなく、あなたのしもべになります。④神が富を量られるのは、富をどのぐらい持っているかではなく、心の中で富をどう考えているかによります(15〕。富を積み上げるのは目的ではなく、目的を達するための一つの手段に過ぎないものです(ルカ6:21)。私たちは光の子なので、お金で世の子供より抜け目のない者になりましょう。(参考2コリント6章)