2009年7月12日 「心の中でメロディーを」 豊かな生活の原理シリーズ

2009年7月12日の礼拝で、ハーピスト石川ゆうこさんによる特別演奏がありまして、それに、「豊かな生活の原理」シリーズとして、エペソ5:18,19から「心の中でメロディーを」と題して話されました。救いの幸福感のあまりのゆえに、言い切れないパウロはわたくしたちに聖霊が動力してくださる力によって、詩篇、賛歌、霊の歌の上、心から賛美するように励んでいます。この「心から」と言う言葉は、原語から言えば、鋭く振動音を出せる弦などがブーンと鳴ると言う意味で、楽器に伴って歌うと見ています。楽器は心です。このようなメロディーは、誌、日々生活の中で神がなさった働きを表現すること;賛美、言葉だけではなくて、歌を歌ってこころと精神から出るもの;霊、または霊的な歌、神にだけ向かう歌で、神の御本質をたたえる聖歌と聖霊が与える歌詞とことば(異言)の歌です。これらのメロディーは神の言葉が私たちの中で豊かに住まわせた経験から出るのです(コロ3:16)。音楽が体と精神に次のような影響ができると認められています。不愉快な感情と音を変装できる;血圧、脈、息、呼吸に影響できる;ストレスを制する;記憶力を強化できる;予防システムを強める;ロマとセクの程度を高める;健全と安全な気持ちを与える。音楽は昔からユダヤ教とキリスト教に(旧新約聖書)重要な役を果たしています。聖書の中に詩篇、雅歌、哀歌との書があり、個人の歌もたくさんあります。イエス様と弟子たち、初代教会も歌を歌った(マタ26:30;1コリ14;15)。歌にはどんな目的があるか3つの例をあげます。①出15:1-32。神の力による救いを感謝すること。この出来事はキリストによる救いの型で、歌を通して、信仰を告白して、救いを確認します。②2歴代29:27。犠牲による救いと献身すること。父アハズ王による廃墟を息子ヒゼキエル王が引っくり返して、宮を復興した時に全焼のいけにえ(献身と言う意味(31)をささげて後ダビデとアセフの歌を歌った(詩50、73-83;マコ8:34;ロマ12:1参考)。③使徒16:25.26.日々生活の中で神の奇跡的助けを信じる信仰を表現すること。祈りが願いごとだとすれば、賛美はその祈りが必ずかなえられると確信している表現です(ヨブ35:10;詩42:8;イザヤ24:13-16参考)。賛美は御霊の酒です(使2:15―)。主に向かったこころから歌を歌うのは信者として、なくてはならない信仰の表現です。