2009年6月21日 「豊かな生活の原理」

2009年6月21日の礼拝メッセージは、第2列王記4:1-7から、「豊かな生活の原理」と題して話されました。豊かになる為に2つの段階があります。1は、満ちている状態、すなわち、信仰を通して神様の祝福を受けるのを邪魔することから空っぽになること(ルツ記)。2は、空っぽの状態から信仰と従順によって、神様と協力して、御力と祝福を受けるようなることです。やもめが神様に呼びかける立場は夫が神を恐れていたことでした(2歴代誌16:9)。この物語の中から学ぶ豊かになる為の原理には、1.神様は、私たちが生活の中で起こる出来事に対して反応するのではなく、むしろ私達に更に豊かな祝福を受けさせるために、色々な事柄を起こされます(1節)。神の主権的働きが見えるのです(ルカ4:25、26、ロマ8:28)。2.豊かな生活は、持っていない物から始まるのではなく、持っている少量の物から始まるのです(2節)。神は創造的奇跡を起こされることができますが、よく、すでにあるものを用いてくださいます。持っているものの可能性を見て、神に捧げなくてはなりません。(ルカ1:34;ヨハ6:5-9)。3.私たちが受ける豊かさは、それを受ける容量に従って与えられるのです(3,6節)。これは神に対して信仰の期待はどのぐらいを持っているか示しています。(マラ3:10、ルカ12:16-21)。4.豊かな生活をする為に、実際的な信仰の行動をする時、それは次の世代に信仰の種を蒔く機会となります(4-6節)。家族みながこの工程に参加しました。5.豊かになる為には、それぞれの工程を通らなければなりません。豊かさを受ける為に成すべきことは、最初から教えられてはいないからです(7節)。一つ一つの段階に信仰と従順は試されます(使9:6)。6.求めている豊かさと、必要としている豊かさは、違うかもしれません(7節)。油を売った収入で生きる。神様は私達のできないことしてくださいますが、自分の為にしなければならないことをなさいません。7.神様は、私達が求めたものを与えて下さるかもしれませんが、受けた物をどのように用いるかによって、どの程度の豊かさを持つようになるのかが、決まってくるのです(7節)。預かった財産でお金儲けをして、そして、負債なしで生活をします(マタ25:14-30)。8.受けた豊かさは求めた豊かさより、いつも、更に素晴らしいものです(7節)。神の祝福は過去のことを解決し、そして、将来の為に供給となるのです(エペ3:20)。9.その受けた豊かさは、私達をもっと大きな信仰の行動へと飛び出させてくれる発射台となるのです(7節)。さらにすぐれた豊かさを持って生きる為に、さらにすぐれた信仰の量りが必要です。