2009年5月17日 キリストの昇天と完了した十字架のはたらき キリストの昇天シリーズ その1

2009年5月17日の礼拝メッセージはヘブル10:11-18から「キリストの昇天と完了した十字架のはたらき」と題して話されました。マルコ、ルカ、使徒の書は昇天を記録していますが、その神学がエペソとヘブル書に発展されています。十字架の働きの完了には2つの部分があります。地上では人類の購いと救いがあり、天上ではイエスが人類の為に執り成しの祈りを通して十字架のはたらきの結果を生じさせると言うことがあります。ヨハネ17:4;19:30。完了した十字架の働きと言うのは、①一つのささげものによって罪が除かれたという意味があります。②きよめられた者は完全にされるという意味があります。③敵にたいして勝利を得るのを期待すると言う意味があります。「敵を足台にする」とは、ヨシュア10:24参。このことばは詩110:1から新約聖書によく引用されています。キリストの敵には次のものがあります。福音発展に対抗するもの1コリ16:9。救いの証をあざけるものピリ1:28。福音に両立していない生活をするものピリ3:18。神のことに不信実なもの使徒13:8-10。神と世を妥協しているものヤコ4:4。サタン1ペテ5:8,9。死1コリ15;24-27。クリスチャンはキリストと共に天にあげられて、体なる教会の中で、勝利を保証された立場から戦っています。エペソ1:19-23。過去のことは過ぎ去られて、神との新しい関係に入っています。エペソ2:1-8。自分は何ものか知っています。エペソ2:10-13。そして、神に定められた使命を受けました。エペソ4:9-13。これはキリストの昇天と完了した十字架の働きのことです。