先週の礼拝より
2009年イースターシリーズとして、使途の働き2:22-32から「十字架と復活の力」と題して話されました。彼は死につながれていることなど、ありえない、という言葉を中心にして、クリスチャンの勝利ある生活の秘訣を学びました。十字架と復活に幾つかの力がはたらいていることを見ることができます。① 神の永遠の計画の力〔23〕。② 人間の罪の力〔23〕。③ 神の言葉の力。その"ありえない"という理由は神の命令があるからです(ヨハ10:18;19:10,11)。これらの力がわたしたちの信仰生活の中ではたらいていて、悪を生じ、または、善を生じさせています。そして、悪の目的をありえないようにし、善を可能にして働いています。これらの力が次の結果を生じさせるでしょう(24-28)。詩篇16:8-11と比較して、① 霊的な土台の上に生活を建設する力〔25〕。ダビデは神を生活のあらゆる面で見て、どんなに抵抗してくるものがあっても動かされない。② 精神的に健全で生きる力〔26〕。喜び、安らぎ、希望は抵抗するものに対して示すべき活動的官能です。③ 天国に対して希望を持つ力〔26,27〕。キリストの復活は天国の保証です。ですから、たとえ生活上はハデス(燃えつくす火)のような状態であっても、やがてその中から救い出されるようになります。④ 神の計画の中で日々の生活を歩む力(28)。詩篇16:11にある(あなたは私に、命の道を知らせてくださいます)未来形でいうこの可能なことは、使徒2:28にキリストの復活にとって現実になるのです。⑤ キリストの証人となる力(32)。ペテロはこれをペンテコステの御霊に結び付けています。聖霊は私たちの証の言葉に力を与えてくださいますが、復活がその証に物体を与えています。キリストは身代わりとして十字架と復活を通して私たちに救いと命を与えてくださっています。そして、私たちが勝利する生活をするためにどんな力があるか示してくださるだけではなく、その力をご自分を信じる者に与えてくださっています。