2008年12月14日 イエスキリストの系図-その2
2008年12月14日の礼拝メッセージはルカ2と3章から「イエスキリストの系図-その2」と題して話されました。聖書の中でイエスの家系には4種類の特徴が見られます。先週に引き続いて、マタイとルカにあるイエスの系図はそれぞれイエスの歴史的な家系と霊的な家系を示しています。マタイの系図には14代ずつ3組みあります。この3組の家系は信仰生活を示しています。先週に続き、第3の家系の特徴は、神秘的な家系です。この家系は全世界的教会、キリストの体なる共同体、クリスチャンのコミューニティーです(エペ2:19-22)。これはその霊的な家系の実体的さを表現していて、不思議で、神秘的な存在です。(エペ3:3-11)。この神秘的な家系はキリストと教会の結合によるのです(エペ5:22,23)。教会を通してキリストの家系が延長し、告げ知らされています(イザヤ53:8.10;使徒8;33;コロ1:18,24)第4の家系の特徴は経験的な家系です。これは内住のキリストと深い、親密さを経験する人の家系です(ガラ4:19)。この家系のことは妊娠とお産のことに表現されています。キリストが神の「種」です(1ヨハネ3:9)次の聖書を参考に ヨハ1:12,13;1ペテ1:23;ルカ1:38.聖餐式を通してキリストとこの親密さを新たにし、お祝いするのです。キリストの系図はただの先祖名簿だけではなく、キリストの人間性の実体性を確証するものです。歴史的な家系は霊的な家系となり、そして、神秘的な共同体の家系となり、ついに、キリストと親密な関係によって個人的にその家系の一人になるのです。あなたはキリストの系図の中の一人でしょうか。