2008年12月21日 クリスマスのイエスを探し求めること
2008年12月21日の礼拝メッセージは通訳つきで、マタイ2:1-12から「クリスマスのイエスを探し求めること」と題して話されました。イエス様の誕生に関わった出来事はとても沢山あるので、イエス様ご自身が隠れてしまっているように考えやすいでしょう。これは、今日のクリスマスのお祝いと同じではないでしょうか。このメッセージを通してもう一度、クリスマスのイエスを見出して見たいと思います。博士たちとヘロデ王は、別々な目的で、イエス様を探していました。博士たちは3つの道しるべに従ってイエス様を探し出しました。①世的な歴史記録(1)。イエス様はお生まれになった時、王、国、町、そしてマタイとルカの福音書に、系図まで記してあります。世界の歴史はイエス様の誕生に基づいてBCとAD、紀元前と紀元後に分けています。②自然界に起こった出来事(2,9,10)ベツレヘムの星です。コンピューター技術のお陰でその当時の夜空を見ることができます。現在、分かっているのは、その「星」と言うものは、めったにない、木星と土星の会合現象でした。③予言的聖書(3-6)。民数24:17;ミカ5:2;ダニ9:24 などの言葉はイエス様の誕生を予言しています。この3つの道しるべは私達に対して、何を教えるのでしょか。①歴史の道しるべは、私達人間を同情してくださるイエス様の人間性を語っています。(ヘブル4:15;7;25)②自然界に起こる現象という道しるべは、神様が用いて、私達の注意を受けるために語るいろいろな方法を語っています。神様は私達を「見て」、いろいろな方法で自分の下へ引き寄せてくださいます(ヨハ1;40-51)。③聖書という道しるべはイエス様と私達の関係を語っています。王、納める者(2:16)、支配者、それぞれの名称はイエス様にある権威、守り、救い、養いなどを語っています。そして、ベツレヘムは私達に対して、神の永遠のご計画と運命を意味します。クリスマスのイエスを探し出すと、彼を礼拝するようにチャレンジを受けるのです。其の礼拝は真の礼拝(博士たち)か偽りの礼拝(ヘロデ王)でしょうか。