2008年11月2日 魂に対する戦いシリーズ その1 「魂に安らぎを得る秘訣」

2008年11月2日の礼拝メッセージは「魂に対する戦い」新シリーズの第一として、マルコ6:31-52から「魂に安らぎを得る秘訣」と題して話されました。魂に対する戦いに関して次の聖句を参考にヤコ4:1;1ペテ2:11;ローマ7:22,23;2コリン10:4、5。安らぎを得る為にイエス様は弟子たちをさびしい所に連れて行かれました。そこで5000人に食べさせた奇跡を行いました。ところが弟子たちはこの出来事を悟りませんでした。(52とマタ16:8-10)。安らぎがないのはその事情を理解する力がないからです。その奇跡にわたしたちが魂に安らぎを得る秘訣が秘められています。①安らぎは事情が変わることにではなく、事情そのものの中に見出すのです(31-35)。弟子たちは出入りが多く安らぎがなかったので、自分達だけで、さびしいところに行きました。けれども、イエス様の前もって承知していた、しかも、わざと準備された事情(多くの群集)の中に連れられました。そのような群集の中に、いと高き方の隠れ場、すなわちイエス様がおらました。②安らぎを得る為に手元にはなんの具体的、霊的な資源があるか知る必要があります(36-38)。重要なことばが3つあります。「あなたがたで何か食べる物をあげなさい」、「パンはどのぐらいありますか」、「確かめました」。イエス様は弟子たちがパンを持っていると知りました。弟子たちはこの問題を人間的な資源で(金) 解決するつもりでしたが、イエス様は霊的な力で解決するように考えさせました。③安らぎを得る為に自分にあるものに天国の祝福と力を吹き込まなければなりません(39-42)。そうすれば次の奇跡が起こるでしょう。1.必要に間に合う十分なものが与えられる。2.必要以上なものが与えられる。この「天国の力をものに吹き込む」と言う原理は福音の本来であり、クリスチャン生活の根本です。天国と結びつくなら天国の祝福と力を受けるのです。この出来事の兵站率を数学的に計算してみてください。ある聖書学者は5000 人の男なら、女と子供を付け加えると12万人から15人の数だったかもしれないと言っています。それなら、想像のつかない数字と兵站作業になります。神様の資源には、魂に安らぎを得るためのものが十分あります。ここに安らぎを得る秘訣があるのです。