2008年11月16日 魂に対する戦い その3 「ノアの時代の大洪水と魂の安らぎ」
2008年11月16日の礼拝メッセージは「魂に対する戦い」シリーズとして創世記7:11:24から「ノアの時代の大洪水と魂の安らぎ」と題して話されました。この物語の重要点は安らぎです。ノアの名前の意味は慰め、安らぎです。箱舟はアララテ山の上にとどまりました(淵休む)。鳩は自分の足を休める場所が見当たりませんでした。水が減ってからノアは祭壇の上でささげ物をした時に主がなだめ(淵安らぎ)の香りをかがれました。洪水が救いと信仰生活の型です(1ペテ3:21)。この物語から安らぎについて学ぶことは、①安らぎを得る為にそれを望み求めなければなりません(5:29)。人々はのろいを通して来る産みの苦しみと働きの苦労そして、悪に満ちた状態から救われて、なぐさめの望みをノアに掛けてしまいました。②安らぎを得る為に神様と正しい関係に入っていなければなりません(7:1)。ノアが神の心に適う者としてその悪の時代に正しく、完全な人として神と共に生活をしました(6:8.9;エゼ14:14; 2ペテ2:5)。③ 安らぎを得る為に信仰の働きと従順によって神と協力しなければなりません(6:14、22)。この協力の実用はヘブ11:7; 2ペテ2:5にあります。また実用の中の一つは洗礼です(1ペテ3:20、21)洗礼の意義には色々ありますがこの節によると洗礼は道徳変化を起こすものではなく、受洗者は神がしてくださった罪の許し、購いの働きを認めてこれから自分を神に献身する誓いの行事です。④ 魂に安らぎを得る為に神が備えてくださったものに自分をゆだねなければなりません(7:17、18)ノアは箱舟に入ってから神がうしろの戸を閉じられました。そして、ノアは洪水に自分を任せるだけです。洪水が箱舟をのろいと苦労の地から押し上げました。イザ54:9で洪水が「ノア、すなわち安らぎの洪水」と呼ばれています。一人に破壊を起こすものはもう一人に救いと安らぎをもたらすものです。⑤魂に安らぎを得る為に感謝と献身のささげ物をしなければなりません(8:20-9:1)。前に足を休める場所が見つからなかった鳩はいよいよ休み場を見つけてからノアが箱舟から出て、すぐに祭壇を作って神に全焼の捧げ物(全きの献身と言う意味)をしました。それで神はなだめの香り(安らぎの香り)をかがれました。この全焼がなければ安らぎの香りは神に上がらないでしょう。この物語の中に2つの契約が見られます。1つは救いと安らぎの契約(6:18-20)その実用は箱舟と洪水で、キリストの十字架による契約を意味しています。もう1つは神の真実と祝福の契約です(9:1-15)その実用は虹です。これは虹の中にある7色のように7つの霊は神の御霊を意味しています(黙4:5)。御霊様が信者に神の数多い祝福を持って来てくださいます。