2008年9月7日 信仰の父

2008年9月7日の礼拝メッセージは「ローマ書4:6-16から「信仰の父」と題して話されました。今日はオーストラリアでは「父の日」です。信仰の父と呼ばれたアブラハムに習って信仰を持ったお父さんと、信仰を持たないお父さんがどんな祝福を受けるか。また自分の家族の中でどんなに大きい影響ができるか学びましょう。ローマ4:11、12、16、それぞれの節に、すべての人の父、その信仰の足跡に従って歩む者の父、あらゆる国の人々の父と言う3つの名称が示されています。ローマ4章の課題は「幸い」です。聖書の中で「幸い」とは社会的幸福、幸せだけではなく、人間として地上で神の力を吹き込まれて生きる;天の御国の権威を持って地上で生きる、不可能だと思っていることができるように力付けられる、人々を豊かにするために豊かになる、神との関係によって完全になると言う意味です。アブラハムがその幸いの模範です。彼の生涯の中で起こった重大な事は創世記11-25章、ヘブル11:8-11に記されています。この2つの箇所とローマ書4:17-21から信仰の父の特徴が知らされています。①神は何もないものから何かをお創りなされると信じる。②絶望に直面している時信仰を失わない、③肉体的に不可能であるように見えても信じる。④神の約束が成就されると信じる。⑤信仰をもって受ける前からすでに受けたように告白し、神に感謝し、そして栄光を神に帰する。⑥神の真実に信頼する。このようにしてアブラハムはキリストを信じるわたしたちに真の幸いを教えています。すなわち、行い、立法、宗教行事と別の道で「キリストを信じる信仰」罪がゆるされ、神に義と認められることです。なんという幸いでしょう。