2008年7月13日の礼拝メッセージは「信仰の進路」のシリーズとして1ペテロ1:1-9から「成熟を目指して進みましょう(ヘブ6:1)」と題して話されました。このメッセージでは信仰が救いとクリスチャン生活にどんな関連性があるか調べています。聖書の教えによって自分の罪を悔い改めてキリストを信じ受けるなら現在、救われています。そしてやがて、将来に今、保証された希望として未来の救いの資産を受け継ぎます。その間に信仰を精錬する試練の多いクリスチャン生活があります。この時の救いは入っていく羊の囲い(ヨハ10)、神の国(マタ18)、キリストの家(ヘブ3:6)、安息場(ヘブ4:1)、教会(使徒2:46)などの言葉によって示されています。ところがこの救いを達成するのに努めなければなりません。ピリ1:6;2:12,13;1ペテ2:1,2.聖書の中でこの信仰成長の目的は円熟、完成、成熟、一人前、成人、大人、と言っています。円熟に進ませるものには次のものがあります。①教会という神の共同体の中に加わらなければならないこと(使徒2:41-47)その中で御言葉を身に付けて、洗礼、教え、交わり、聖餐、祈り、思いやり、礼拝、無信者との交流を通して福音宣教に活躍する。②真理を確認する為に個人的な責任を持って聖書を調べること(使徒17:10,11)講壇から語られたことばは果たして真実であるかどうか調べなければ、信仰が揺るぎ易いです。そして真実であってもその信仰は確信のない信仰に過ぎません。③人に教えられる心と人を導いて教える心を持つこと(使徒18:24-28)自分が受けることはできますが、人に受けさせることができるでしょうか。④神の祝福を聞くと直ぐに心を開いて受けること(使徒19:1-8)これは信仰の従順です。その反対は神のしを真実を否定することです。こうして信仰が目に見えて成長します(2テサ1:3)。
信仰生活は信仰そのものの成長に比例して成長するのです。
(次回、最も清い信仰の上に自分を築き上げる)