2008年3月16日 人を引き寄せる十字架の力 その2
2008年3月16日の礼拝メッセージは前回につづきまして、ヨハ12:23-33から「人を引き寄せる十字架の力」と題して話されました。前回では十字架は人を救いと購いを祝う為に引き寄せると言うはなしでした。その祝いの内容は会衆がイエスをエルサレムに迎えた時の具体的事柄に象徴していす。今回は、十字架は人を犠牲の奉仕をするために引き寄せるのです(23-27)世界的福音を象徴しているギリシャ人が来た事でイエスは「時が来ました」と判断しました。わたしたちも自分の人生の中で神が定められた時を意識する必要があります。それをきっかけに弟子達に「一粒の麦」と言う奉仕の原理を教え始められました。これは犠牲による奉仕と言う事です。この一粒種の入った実はまず、①落ちる、そし、死ぬ、そして、イエスのいるところにもいるなら永遠の命の実を結び、父が報いてくださいます。②そうするのに心の中で肉の性質との戦いがあります(27)。勝利する秘訣は、イ)自分をイエスと共に十字架につける。ロ)父の御名の栄光を表す希望を持つ。ハ)過去に父が自分の栄光を表したように将来にも栄光を表すと信じる信仰を持つ。③そうすれば神の確認の声を聞く(28-31)その声が自分の内に響きますが犠牲の奉仕の目的と結果を前もって知らせてくださいます(31)。これは十字架の勝利です。前回の話は目で見える形の礼拝と奉仕を考えましたが、今回では目で見えない、心の中の形の礼拝と奉仕を考えました。両方が必要なのです。