2007年12月9日クリスマスシリーズ第2 「天命を持った子供を育てる」
2007年12月9日の礼拝メッセージは2007年のクリスマスシリーズの中で、第2のメッセージとして、ルカ2:40-52から「天命を持った子供を育てる」と題して話されました。クリスマス物語の中心にあるものはイエス様です。両親のヨセフとマリヤがその記録に含まれているのは子供が与えられた運命を果たす為に両親の役割はどんなに重大であるかを教えています。神は人間と同様に赤ちゃんとしてこの世に生まれ、ヨセフとマリヤの後見人の身分にご自分をゆだねられました。ヨセフとマリヤがイエス様を子守して、その天命の道に教えて、導いたのです。天命は聖書では人の力では変えられない運命ではありません。すべての人に対する神の永遠の計画です。それを果たすかどうかはどのように天命の子供を育てるかに掛かっているのです。イエス様の天命は自分に語られた予言です。旧約聖書の予言とマタ1章、ルカ2章の中、天使、エリザベツ、博士たち、羊飼い、シメオン、アンナの予言もあります。人生の中で選択と行動は運命によって決まります。1テモ1:18;箴言22:6.ヨセフとマリヤの両親としての役割を通してイエス様はルカ2:40―52にあるような性格と特質を持って天命を果たされた。ヨセフとマリヤはイエスに与えられた天命を考えながら次のように育てた。①子の天命をなくすものから守ること(マタ2:12,13)②自分のことを犠牲にすること(マタ2:12-23)(立つ、逃げる、立ち退いた、に注目。)③天命と言う夢を持ち続けること(マタ1:20;ルカ2:19.51)④霊的習慣を守り続けて、それに子供を含むこと(ルカ2:22-24;39-43)⑤子に神を敬う人の影響を受けさせること。博士たち、羊飼い、シメオン、アンナ。⑥両親の当然なすべき心配を掛けること(ルカ2:7,12.布にくるんだ。ヨブ記38:8,9;エゼ16:4;聖書外典の知恵の書7:4に「あなたがわたくしの布に包まって養い、大いに心配してくださった」別の説によるとこの布は産着ではなくヨセフが持った死体を葬るための布です。それで羊飼いたちにしるしとなった。⑦子供をその運命に解き放つ時を認めること(ルカ2:48―50)自分の父の仕事(淵)2歴代誌29:25比較。子供が自分の運命を取り入れる時が来たと知る。親はその時に子をその運命に解き放つ必要がある。ヨハ2章比較。子供を作ることと育てることには苦しみと悩みがあるでしょう。しかし後はその苦しみを忘れるのです。なぜなら、「ひとりの人が世に生まれた喜びのためにと、(ヨハ16:21)その人を天命を果たすように育てたからです。