2007年11月25日 新しい天を待ち望む

2007年11月25日の礼拝メッセージは2ペテロ3章1-18から「新しい天を待ち望む」と題して話されました。前回、「開けた天の下で生きる」と題して、神と親しい関係を通して受ける祝福の秘訣について、そして、「閉じた天を開く鍵」と題して、反対の事情の中で神の祝福を受ける秘訣について話しました。この2つのメッセージでは『天』とは神ご自身とその臨在と供給と言う意味でしたが今回、『天』は物理的な天と言う意味です。新しい天と地はクリスチャンの最大の希望ですと聖書が教えています。聖書の教えでは3つの『天』があります。神の御座とお住まいの天。この天でやがてクリスチャンが永久に住むようになります。そして「真ん中の天」がある。これは天使たちと霊どもが活動している範囲です。そして物理的天です。地球の周りにある空と天体がある宇宙です。今日のメッセージはこの3つ目の天について語られています。ペテロ3章の始めに4つの「ことば」があって、この4つはそれぞれ、4つの違う時間帯を示しています。第1は旧約聖書の預言書、第2はイエスの教えを持った福音書、第3は使徒によって書かれた聖書の書巻です。この3つはクリスチャンにとって、新しい天に対して希望を持つために重大なことばです。ペテロ3章に何度も出てくる同じ言葉があります。たとえば、「日」、「天と地」、「希望」、「滅び」、「約束」です。このことばはイエスの来臨と天と地の絶滅に伴う出来事を現しています。3章を分析して見ましょう。①3-7節にイエスの来臨と天地の絶滅と再建に対する無信者の態度。彼らはばかばかしくして、歴史を見過ごしています。地は水によって滅ぼされたことが2回あります(創1:1節と2節の間の時と6,7章)②8-10節に神の人間に対する態度。時間を一目で見て、人間に救われる機会を与えてくださいます。天体は人間の手ではなく、神の手によって滅ぼされるのです。③11-18節に信者の態度。経験で死にあって成長し、知識を高めながら、新しい天と地を受けるにふさわしく生きるべきです。古い天は水に滅ぼされました。今の天は火で滅ぼされます。しかし、わたくしたちは義とそれにかわるものに満ちた新しい天と地を待ち望んでいます。