2007年10月21日 万物の改まる時

2007年10月21日の礼拝メッセージは使徒3章19-26から「万物の改まる時」と題して話されました。「万物更新」という言葉は聖書の中で重大な言葉の一つです。今、神様は地上で何をなさっていらっしゃるでしょうか。御子イエスを送って、イエス様は十字架にかかって、よみがえって、天に戻られてから神様が何もしていらっしゃらないでしょうか。いえ、そうではりあません。今、すべてのものを自分の所有として自分の下に戻らせる働きをしておられます。これを「万物の改まる時」とよんでいます。使徒3:21-26によると改まる時とは今の時のことで、わたくしたちを邪悪な生活と罪から立ち返らせ、祝福のある生活に導きいれてくださる時代です。原語では更新という言葉は新しい憲法、契約に基づいて国を再興するという意味です。人間の罪と堕落によって起こった乱れと不整頓のゆえに衰えていた人間を再び盛んにすることです。使徒1:5-9を見ると弟子たちはイスラエルの国の再興にかぎられたと考えたがイエスがすべての国民、すべてのものに来る祝福ですといわれました。この再新はキリストの十字架の血による新契約に基づいたもので、教会時代に行っていることです。エペソ1:15-23によるとキリストはすべてのものを支配して、すべてのものがキリストの足の下に置かれている。そして教会のかしらであるから、したがってすべてのものはキリストの体なる教会の支配下にもなっているのです。この恵みは、①イエスの十字架によって人類を堕落と不整頓から再興することです。ヘブ2:5-10.②イエス様は今、天でこの最新のためにとりなしをしてくださっています。ヘブ9:24;10:12-17.③実際生活の中ですべてのものをキリストに服従させることです。2コリン10:5.④最終的な敵である死に打ち勝つことです。1コリン15:24-28.このようにして神は万物を新たにされることがクリスチャンにとって希望と信仰の力となるのです。キリストの血による契約を通して教会に属する信者が神の祝福を受けることが出来ます。この万物の改まることは自分の更新で始まります。天地創造主なるイエスは救いの創始者でもあって、あなたを新しくつくり変えてくださいます。2コリン5:17.