2007年6月24日 健康ある人間関係の原理-その2
2007年6月24日の礼拝(バイリングアル通訳つき)のメッセージは先週の続きで、2コリン6:11-18から「健康ある人間関係の原理–第2部」と題して話されました。ここに使徒パウロは兄弟姉妹とのかかわりを深めるために6つの霊的原理をあげています。14節に①「不信者とつりあわぬくびきを一緒に付けてはいけません」とは、共通した規定、規則に基づいて生活すると言うこと。②「正義と不法とにどんなつながりがあるでしょう」とは、神とお互いに受けいれられることに対して励みあうべきと言うこと。正義はキリスとお互いに受け入れられる基本的条件です。使徒10:35.つながりと言うのは、同じものを一緒に持って、力を貸して支えあうと言う意味です。年齢、性、文化、信仰経験別問わず、キリストにあって受け入れられていることによってのみです。エペ1:6.③「光と暗闇とに、どんな交わりがあるでしょう」とは、私たちは誰であるかはっきり示す共同な活動に参加すべきこと。交わりと言うのは、むかしの船は100人の奴隷部下のオールで動きました。船首に太鼓を叩く人がいて、漕ぐ人たちは太鼓のリズムに従って漕いでいましたという意味です。光と闇は自然界と霊的世界の中で最も対抗している力の二つです世の光であるイエスを証して、ヨハ8:12;9:4;マタ5:14-16;内住の聖霊のリズムに従って、神の御言葉を明かりとして伝えるべきです。ピリ2:15,16.④「キリストとベリアルとに、なんの調和があるでしょう」とは、反対する状況にキリストらしい反応をすべきこと。ベリアルという言葉は名称ではなく,同意語です。二つの部分とで出来ています。一つは「ベリ」で、打消し、ネガティブの接頭語、「無」と言う意味です。もう一つは「ヤール」で、「無用、価値のない」と言う意味です。ようするに、キリストと反対のことを意味する。調和とは、「音楽、交響樂、ハーモニー」という意味です。楽器は一人では音楽になりません。外部の力によってのみできます。たとえばピアニストが指でキーを打つとキーボードは反発せずに、正しい反応をして音楽が出来ます。1ペテ2:20-23にイエス様らしい反応が見えます。マタイ5章にある「山上の垂訓」と言う話の中に、「あなた方は、「何々と」言われたのを聞いています。しかしわたしはあなたにいいます。」2コリ6:1-10にパウロがキリストらしい反応を証しています。兄弟姉妹たちの間で性格や意見や動機などが会わない時があるでしょう。しかし正しく反応すれば美しい音楽が出来ます。(次回に続く)