2007年6月17日                         健康ある人間関係の原理-その1

2007年6月17日の礼拝メッセージは2コリン6:11-18から「健康ある人間関係の原理」と題して話されました。教会においてお互いのかかわりあいの深さによって私たちの霊的な成長が示されます。詩篇133では兄弟たちが一つになって共に住むところに主が祝福を命じられているとあります。第2コリの手紙の中にパウロがコリント教会と親しい関係を求めていることがわかります(7:2)。しかし、コリント人はこころを狭くしているので、心を広くしてくださいと願っています。この「心」とは、ただ精神的にだけではなく、現実に、具体的にと言うニユーアンスがあります。「広くする」とは昔の町の中央にある人通りの多い広場のことを示しています。そこで人間関係を深めることが出来ます。兄弟姉妹たちと健康ある人間関係を長く、深く、広く、高く、(エペソ3:18)するために幾つかの原理をあげています。①6:14.不信者と、つりあわぬくびきを付けてはいけない。ここに不信者とくびきと言う二つの言葉が使われています。これは、共通した規定、規則に基づいて生活すると言う意味です。私たち信者にとって、このくびきは聖書が教えるキリストを信じることによって受ける正義です。(ロマ10:4-8,17)聖書と別の規定(つりあわぬくびき)にしがって、人間関係を深めるのは無理です。マタイ11:28,29に、救いを受けてからイエスのくびきを負わなければなりません。そしてそのくびでイエス様が持っておられる世の救いに対する重荷、また兄弟姉妹たちと信仰生活におけるさまざまな悩みや苦しみなどの重荷を一緒に負うべきでしょう。ロマ15:1,2.これは信仰生活の中の健康ある人間関係の原理の一つです。(次回に続く)