2007年5月20日 キリストの昇天
2007年5月20日の礼拝メッセージはエペソ4:1-10から「キリストの昇天」と題して話されました。辞典によると「昇天」とは、死んで魂が天に昇ること、と書いてありますが、キリストが復活してから40日目に魂を持ってではなく、肉体を持ったままに天に昇られた。この出来事はキリスト教の教義の一つで、信仰生活に重大な真理です。1テモ3:16。なぜイエス様が天にお帰りにならなければならなかったのでしょうか。①以前に持った栄光を取り上げるためにです。ヨハ17:4,5,11,13,24;ヘブ1:1-4;使徒7:55.昇天によってイエスの神性は証明されます。地上ではイエスが自分の神性をあまり示されませんでしたが、天に行くときわたくしたちにその輝かしい栄光を示してくださいます。②私たちのために購いの業を完了するためにです。ヘブ9:24;ロマ8:34;1ヨハ2:1;1テモ2:5.十字架の上で流した血のゆえに私たちのことを共感できて、仲介者としてとりなしをしてくださいます。ヘブル書がこの真理を教えています。母親は子供が転んで、傷を負い、服を汚してしまう時、自分の子供を抱き上げて、汚れをふき落として、傷を洗い、涙をふいて、「だいじょうぶ」と言ってくれます。イエス様は天から愛の手を差し伸べて、母と同じように魂に傷を負ってしまった私たちを再び立たせて下さるのです。〔次回、キリストの昇天についての話の続きがあります。〕