2007年4月8日  復活の7つの証拠

2007年4月8日、イースター礼拝メッセージはヨハネ20:1-10から「復活の七つの証拠」と題して話されました。キリスト教は歴史的な事実に基づいた宗教です。しかし事実は証拠が必要です。証拠があればその事実は信じられ、それで信仰が生まれるでしょう。イエスキリストの復活は私たちクリスチャンの信仰にとって最も中心的な出来事です。しかし復活は事実でしょうか。聖書の中に七つの証拠が示されています。この七つの証拠が裁判所に持ち出されたと想像して、考えましょう。そして決断をしてみましょう。 ①墓の番をした兵士。かれらは弟子たちが来て、イエスの死体を盗んだ。といううそを広めるように賄賂を受けました。しかし、どうして弟子たちを逮捕して死体を出すように要求しなかったのでしょうか。②墓の入り口に付けた石。5000kgぐらいの石を坂の上からころがして墓の戸を閉めた。坂の上までころがすのはそう簡単には出来ない。ある聖書箇所では「取リのけてあった」と書いてあり、入り口の横においてあったと考えても良いでしょう。③石に付けてあった封印。これはローマ帝国の封印です。封印を切ったら国に対する違反となりたちまち死刑に渡されます。④死体を包んだ亜麻布と布切れ。ヨハネはこれを見て信じました。何を見たでしょう。そして何を信じたのでしょうか。亜麻布が体を抜いたままの状態で、布切れが顔から取って丁寧に巻かれて置いてあったのを見て、ヨハネはイエスがよみがえったと信じたのです。⑤死体不明。〔人身保護刑法〕女たちは死体が置いてあった場所を調べるように促され、そして御使いは言った「どうして生きている方を死人の中で探しているのか」と。世界中から数多くの観光客が空っぽのイエスの墓を見に行きます。今日も多くの人は死んだイエスを見つけて満足し、生きておられるイエスは知りたくないのです。なぜなら、生きたイエスは人々の生活を変えてもらうよう要求されるからです。⑥目撃者。520人ほどいます。少数ならごまかされるかもしれないが、500人の目撃者は…⑦懐疑論者。トマスは具体的な証拠がない限り信じないと言った。イエスは手と脇にあった跡を証拠として差し上げながら、「信じない者にならないで、信じる者になりなさい」といわれました。人は自分の選択により信じないものが信じるものになります。トマスはその反駁出来ない証拠の前で「わが主、わが神」という信仰告白をしたのです。 そしてイエス様は後に来るすべての人に素晴らしい約束を与えられました。「見ないで信じるものは幸いです。」というのは私たちはイエスの復活を信じるだけで復活の祝福、すなわち永遠の命を受けるのです。 それでは判決を。あなたは信じませんか。