先週の礼拝より
2007年3月4日の礼拝メッセージは私のGCJC牧飼13周年を記念して、使徒27:20-36から「ビジョンをしっかり抱く」と題して話されました。オーストラリアにある日本人教会を牧師することと日本にある教会を牧師することは違います。私にとって、国語と文化と元の宗教の違う文化教会を牧師するのが非常に難しいです。成功したかどうかを別として、ここに13年間あたえられた使命のビイジョンをしっかり持ち続けてきた秘訣を分かち合いたいと思います。今日の聖書の箇所ではパウロがこの秘訣を明かしてしています。①21節に霊的指導者からアドバイスを求めること。②23節に昼も夜も神の臨在を意識すること。③23節に自分と神の関係を確信して奉仕を続けること。④24節に信じていることに対して明確な証をすること。⑤31節にキリストの体なる教会の中に兄弟姉妹たちと意義あるかかわりをもつこと。⑥33,34節に肉体的と霊的なことがらにバランス取れた生活を持つこと。⑦13,22,23節に、たとえば、状況がかわっても信仰と使命の目的を見失わないこと。⑧35節にイエスと十字架によって心とたましいを養うこと。みなさんの個人的信仰がいろんなことで試されるようになります。教会生活ももちろん。とくに海外にある日本人教会の出席は安定していないし、メンバーたちの出入りは激しい。それで、牧師の信徒もがっかりしやすいでしょう。しかしこれは海外にある文化教会の特徴です。私たちの信仰と奉仕は人にかかるものではなく、神にかかり、また喜ばすものです。ただ忠実であるべきです。今年の標語、「収穫の年」と言うビジョンをしっかり抱いて、Keep the vision alive.アーメン