2014年6月8日 「これはいったいどう言うことなのかーペンテコステのお祝い」


2014年6月8日の礼拝メッセージは使徒2:1-12から「これはいったいどう言うことなのかーペンテコステのお祝い」と題して話されました。

キリスト教の主な祝いの一つである、ペンテコステ祭(聖霊降臨)は、昇天したイエスが教会に聖霊をお遣わしになったことのお祝いです。新約聖書は伝道とクリスチャン生活が力付けられるために、全ての信者に聖霊を受けるように勧めています。

聖霊がどのようにして力付けてくださるかがこのメッセージの話題です。

最初のペンテコスの日に、聖霊の降臨に3つの現象が伴いました。

そのうちの一つは経験的な現象で、「みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした」と言うことです。人々がこの出来事を「どうしたことか」と質問したのは、使徒たちが他国の言葉で話していることを意味しています。

使徒の働きの書の中で、後にも聖霊が人々の上に注がれた記録が6回あります(使徒4:31;8:17,18;9:17「1コリ14:18参」;10:44-46;11:15-17;エペ19:1-6)。

そのほとんどすべての時に、聖霊を受けた証拠として異言という現象があります。

最初のペンテコステの日に語られた言葉は、当時の時代の国々の国語でしたが、後の時に語られた言葉は、知られた国語だったとはいえません。ただ知った国語で話すことが、霊的な行いとしての祈りを助けることだとは、信じがたいからです。

異言は人が自分の霊の中から語る御霊の言葉です。聖霊の賜物と、異言を通して示す聖霊の臨在の有形現象を分離することはできません。ペテロが聖霊降臨を説明している時、ヨエルの預言の成就(ヨエ2:28)、昇天されたイエスの約束の成就( ルカ24:49)だと言って引用していながら、全ての信者が体験すべき事だと話しています。この経験は聖霊によるバプテスマとよばれています(マタ3:11;マコ1:8;ヨハ7:37-38)。

聖霊によるバプテスマ(異言)と信者の成長を考えましょう。

ユダの手紙1:20の言い換えは「基礎を築いた今、聖霊による奮い立たされた祈りを通して、高層ビルのようにあなたの信仰を高く築き上げなさい」とあります。聖書の中に信仰を築くことに関する聖句は沢山あります。築くとは、基礎がすでに築かれている建物の建設を終了するという意味です。多くの信者が自分の信仰において成長していません。

信仰を成長させる手段の一つは、異言を証拠とする聖霊のバプテスマです

 この経験をする為にどうすればよいでしょうか。

聖霊を賜物として受ける。

祈りを通して念願する。

 信仰を持って聖霊が与える言葉で語り出す。

異言を伴う聖霊のバプテスマを受けないのは不従順です。信仰の基礎だけあるクリスチャンは、空き地に雑草が生え、獣やはうものが入り、いよいよ持ち主は「立ち入り禁止」の柵を付けて、何の用もたさなくなるのと同じように、その信仰生活は自分も誰も、喜ばないものになってしまいます。そうならないように「持ち主」イエス様が聖霊のバプテスマを下さっています。聖霊を受けて、自分自身と信仰を高めるために(1コリ14:4)ますます異言で語りましょう。