2013年12月1日 「天から来た救出」 クリスマスのシリーズ その1


2013年12月1日の礼拝メッセージは2013年のクリスマスのシリーズとしてガラテヤ4:1-9から「天から来た救出」と題して話されました。76日間、大西洋上を救命いかだで漂流していたスティーブン・キャラハンさんは、生き延びた理由を次の言葉で表現しました。「海で漂流した76日の間、私には考える時間がたくさんあった。私は今までのすべての間違いを後悔した。離婚し、一般的な人間関係で、ビジネスで、そして、今、セーリングでも失敗したと感じていた。 私は人生で新たなスタートをするために、必死でこの状況から生き延びたいと思った」。 スティーブンの救助は人の手の形で来ましたが、天の御手も重要な役割を果たしたことには間違いないと思います。

クリスマスの意味は今日のメッセージの題名で表わされていますが、ガラ4:4に基づいています。天から来た救出は、

① 最高の天国から最低の地獄に届くものです 。三位一体の神の中の御子なる神イエス・キリストが、天から差し伸べられた神の救いの手となられました(詩121:1,2;詩3:1-4)。神の救いが届かない場所や状況はありません(詩139:1-12、「そこに」の言葉に注意―聖書の神は「そこにいる神です)。

② 地上で最低価値の者のために、天上で最高の価値ある者によるものです。 後見者、管理者、幼稚な教え、神ではない神々などの言葉は私達を制御する力や状況を意味しています。キリストは奴隷と言う人間の最低の形をとられました。しかし、天から来たイエスが私達と同じ様になられて救出する目的は、私達をご自分と同じ様にするためです(ピリ。 2:5-11)。

③ 地上で最低の位から天上で最高の位まで人を持ち上げることです(ガラ4:5-7、「もはや」の言葉に注意)。これは、私達は神の子になるために生まれ、すでにそうなっていると言う意味です。罪は生きる目的、さらに、自分に対する神の目的に対して、私達を盲目にしてしまっています。

スティーブンさんが大型船が近く通った時に「そこに誰かいませんか」と救助を求めて叫んだように、私達も人生の新たなスタートのチャンスを望んでいます。でも今の状況の中から救出してくれる者はいません。クリスマスはその者がいると教えています。その人が天から遣わされて、飼い葉おけの中で'生まれた赤ん坊、イエス・キリストです。ルカ10:30-35にある「よきサマリヤ人」の物語をもう一度読んで、その人に描かれたイエス様を姿を見てください。そして、私達を救出する神の対策の不思議を思ってください