2013年3月10日の礼拝メッセージは「向こう側に渡る」シリーズの中で出エジプト2:1-10から「神の命と目的を養い育てること」と題して話されました。2:3の中にシリーズのテーマの意味が含まれています。母はナイル川の上だけでなく、神の全知の上にもそのかごを進水させました。神が船長とかじ取りとなって、その小さな舟を目的地に操縦されるようになります。姉はその様子を立って見ていました。しかし、死に至るような結果を恐れることは一切ありませんでした。ただ心を静めて、神御自身にふさわしい働きを期待するばかりでした。彼らは神が忠実であることを認め、最大の敵であるエジプトの王の娘がこの子の女性後援者となったことで彼らの期待は十分に報いられました。自分の命を神の御手にゆだねる時、信仰の旅に出始め、神と協力すれば目的地に必ず到着するようになります。モーセの生涯を3つのポイントで見ましょう。① モーセの誕生と母の悩みと信仰(出2:1-3;使7:17-20;ヘブ11:23)。つぎの点に注目ー「時期と状況」(出1:7-22)神は前進させるために反対の事情を用いられます;「悩みに勝つ信頼」(ヘブ11:23)神の恵みを受ける場所と時期がありますがその目的に限られています。さらに大きい祝福を得るために今の状況を出なければならない時が来ます;「移り変わりの手段」(出2:3,4)かごは生活の事情、川は次の事情に運ぶ神の助け、姉ミリアムは見守ってくださる聖霊を意味しています。②使命を育てるための神の備え(出2:5-10;使7:20-22)。キーワードは乳を飲ませると養い育てるです。母の養育に限界がある。次の段階は王の娘の宮殿の中です。そこで自分のために使命を受け(使7:25)神と個人の出会いを通して確認される(出3章)。その使命は「モーセ、水の中から引き出す」と言う名前に秘められています。この経験を通してモーセは「神の人」(詩90の書名、1歴23:14);「エホバの奴隷」(民12:7、申34:5);「エホバの選ばれた人」(詩107:3)と呼ばれるようになった。これ等のすべての事情の中で神の忠実と助けに対して信頼を持っていました。③キリスト信者に対しての教訓。モーセはキリスト御自身とキリストによる 信者の命と使命を象徴しています (申18:15)。信仰生活の成長に対して最も邪魔するものは成功、落ち着き、幸福の念です
(出1:7;創47:4,6,27)。今、自分の信仰のレベルに対して不満、
そして、さらによいものを憧れるように 神が患難を許してくださる 。神の命と目的を養い育てる実践 は信仰の言葉と教理(1テモ4:6-8)、そして、教会と有意義なつながりを持つことです(コロ2:19)。