2011年11月13日 「ヤコブより偉大な者―イエス」何より偉大なもの シリーズ6
2011年11月13日の礼拝メッセージは「何より大きいもの」シリーズで、ヨハ4:1-15から「ヤコブより偉大な者―イエス」と題して話されました。今回のメッセージでは、霊的なものと自然のものとを比較して調べます。クリスチャンは、自然のものではない、霊的な生命力によって生きています。聖句の中でこの生命力は、生ける水、内にある井戸、泉、わき水、渇きを満たす水、永遠の命という言葉で示されています。イエスとサマリヤの女の物語を通して、次の原理を学ぶことができます。イエスをメシヤ、すなわち世の救い主として信じ改心すること、神を礼拝することの特質性、全世界中における福音宣教の必要性、です。そして人間は神の性質が受けられます。この性質は神の賜物としての永遠の命です。ヤコブの偉大さは、その名で呼ばれた井戸の記録は聖書の何処にもありませんが、ユダヤ、イスラム、キリスト教徒が、皆その井戸のヤコブの所有権を伝えていることに表わされます。ヤコブの井戸は、2000年もの間、生命を支えました。井戸を持てた人は、裕福で影響力を持つ者や、身分の高い人です。イエスの偉大さは、人間に永遠の命を与えることです。女との会話の中で、自然なものと霊的なものの違いが見えます。女は「あなたの井戸はどこ、汲む物はどこ、何の水なの?」と言って、自然なもののことだけを考えています。イエスは「わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命への水がわき出ます」と答えて、霊的なものを話しています。永遠の命とは、時間の尺度だけではなく、イエスキリストを知ることによって、神が賜物としてくださる、私の内にある神の性質です。そして、内住の聖霊の力によって、日々生活に示される霊的な生命力です。永遠の命は神の本質です。また、御子イエスの性質です。永遠の命と生活の関連性は、神に立ち帰り、救いの喜びを持つことから始まります(イザヤ35:10)。困難の中で勇気を与えます(2コリ4:16ー5:7)。信仰生活を充実したものにします(1テモ6:11、12)。試練に対して忍耐を強化します(2テモ2:10)。生活における永遠の命の実践は、霊的な人となること(1コリ2:11-14)、新生な人となること(ヨハ3:3ー16)、悔い改めていない罪を取り扱い、キリストの言葉に従って、永遠の命の賜物を求めること(ヨハ4:28-42)、聖霊との関係を深めること(ガラ6:8)です。