2011年3月13日北浜インターナショナルバイブルチャーチの黒田禎一郎牧師 『下手ですが...大丈夫!』

2011年3月13日の礼拝メッセージは、出エジプト6章28節ー7章7節をテキストに『下手ですが...大丈夫!』と題して、北浜インターナショナルバイブルチャーチの黒田禎一郎牧師に説教していただきました。イスラエルの指導者モーセは、80歳で神に召しだされ120歳で亡くなりますが、彼の生涯の後半3分の1の期間、活躍しました。この年だと、能力、体力、知力、気力の限界を覚えますが、その彼を遣って、イスラエル民族歴史上最大の「出エジプト大作戦」を導かれました。1.モーセの始まりは、『人間的弱さ』にあった。(7:7彼らがパロに語ったとき、モーセは八十歳、兄アロンは八十三歳であった。)聖書の逆説的心理→→神はなぜ強い人を使わずに、弱い人をお使いになったのか。それは、神の栄光(神の技)があらわされるため。自分の弱さを正直、誠実に申し上げる。神様は、弱さのうちにスタートしてくださる。神様にお任せし、神のお言葉を頂いて歩むとき大丈夫です。2.モーセのハンディーは『口下手』であった。(6:30しかしモーセは主の前に申し上げた。「ご覧ください。私は口下手です。どうしてパロが私の言うことを聞くでしょう。」)聖書の逆説→→口下手の人は確かに、何を言っているか分からない様な話し方をする。そのハンディーも神様はすべてご存知で、神様が責任を持ってくださる。人間の能力は神が伴い、神が臨在してくだされば大丈夫です。「私は、22歳のとき、6年の予定で勉強をするためにドイツに行きました。勉強をして大学に戻る予定でしたが、ドイツでヨーロッパで初めての日本人教会を開き、東欧の国々に宣教し、日本に帰って語学学校、ビジネスマンのためのセミナーなどを開きながら牧会をするようになりました。私の計画と神様の計画は全然違いました。また、大学を休職して言ったのですが、ドイツにいる間12年間給料を頂くこともできました。勿論辞退を申し上げたのですが、そのまま支払われ、大学に戻らず、牧師になることも当時の学長は快諾し、給料も返済しなくても良かったのです。神様の不思議な導きですが、全ての主権は神にあります。」 3.モーセの『決定的なポイント』は?(6:29 主はモーセに告げておおせられた。「わたしは主である。私があなたに話すことを、みな、エジプトの王パロに告げよ。」)「私が語ることをパロに告げよ。」とお言葉があった。主の言葉を素直に受け止めること、ここからが始まりである。主のお言葉を受け止める時、主の臨在がある。自分のありのままの姿で、与えられている命を精一杯生きる。自分のだけのために生きるのではなく、他者の為に生きるようにする。「北浜の教会は200名程の教会ですが、立地条件のとてもいい所の9階建てのビルの中にあります。このビルを取得するために、共同出資をしようということになりましたが、一人の人が買うのが得策だということが分かり、一人の兄弟が6億5千万円の借り入れをすることになりました。60歳手前でこのような多額の借金をすることを悩んでいましたが、毎日A4の用紙に2,3枚も神様から御言葉が来て、家族で話し合うことになりました。子供さんの、『私達の国籍は、天にあるんでしょう』との言葉で借り入れを決断しました。その返済も滞ることなく、あと9,10年ほどで返済も終わるとの事です。」神様の権威によって、困難と思えるようなことも成し遂げられていく。 まとめテーマ:「下手ですが...大丈夫!」1.マイナス要因は、プラスに用いられた2.神は、なぜモーセを用いられたか  ①彼の80年間の歩み...神の前に歩いた(正直に正道を)、神を信頼していた。  ②誰も誇ることが無いため決定的ポイント?7:3 わたしはパロの心をかたくなにし、わたしのしるしと不思議をエジプトの地で多く行おう。7:4 パロがあなた方の言うことを聞き入れないなら、わたしは、手をエジプトの上に置き、大きな    さばきをよって、わたしの集団、わたしの民イスラエル人をエジプトの地から連れ出す。
7:5 わたしが手をエジプトの上に伸ばし、イスラエル人を彼らの真ん中から連れ出すとき、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。    〈神のみことば〉